クラウド事業者向けのコンテンツ分析(前編)
ユーザとWin-Winの関係を気づいた「クラウド」
最近、確定申告などクラウドサービス上での会計サービスが普及しています。
クラウドサービスとは、ユーザがネット上で必要なだけサービスを利用し、その分だけの料金を支払うソフトウェアサービスのことです。
低額で利便性の高さが特徴で、エンドユーザーからの利用が増えてきています。
一方、サービス提供側の企業からは、ソフト上の機能を制約することで、ランニングコストを下げ、収益性を高めることにつながりました。まさにユーザと企業とはWin-Winの関係が構築されました。
ECサイトとクラウドのサイト改善の違いとは
ECサイトのコンテンツ改善と同じように、クラウドサービス上でもコンテンツの改善を行う必要があります。
通常のサイト分析はCVを高めることが目的です。CVにいたるまでのページのPV数やCTRを見ながら、またページ間の導線分析を行い、コンテンツの位置を変えることが具体的な作業です。一方、クラウドサービスでは、KPIはPV数ぐらいで、CVなどは特にありません。ECサイトとの大きな違いは、ユーザの満足度を高めて、利用料金を増やすことです。