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ユーザーに書いてもらうコンテンツマーケティングの良し悪し

コンテンツマーケティングは基本的には会社からの発信であり、「どうアプローチするか?」が議論のファーストステップですが、手法の一つとして、「ユーザーが作るコンテンツ」というやり方もあります。そんなユーザー参加型コンテンツの良し悪しを分析します。

■ユーザー参加型コンテンツとはどういうものか?

情報発信としての記事コンテンツを作ることがコンテンツマーケティングの根っこではありますが、いくつかのやり方でユーザーを巻きこんだ施策を展開することが出来ます。

・調査を兼ねたユーザー参加型ギミック
コンテンツに、質問と選択式の回答項目を設け、閲覧者がクリックした分が反映される装置。これにより、リアルな声の収集が可能。

・ユーザーの投稿募集型コンテンツ
「あなたの街の黄色いもの募集」など、あらかじめ募集をかけたネタを使っての記事制作。他のプロモーションと連携した展開も可能となります。

・UGC(ユーザー投稿)活用
ユーザーがSNSなどで展開した内容を転載しながら記事を生成する手法。まとめサイトなどにも使われている手法です。

■ユーザー参加型のメリット・デメリット

ユーザー参加型のコンテンツを展開することのメリットは、なにより生の声を拾えることにあります。企業というフィルターを通さずに世間の評価やメッセージを直接展開することが出来るので、その情報の信頼度及び公平性は非常に高い内容になります。比較サイト内のコメントなどを参照すると、ユーザーボイスはとてもレベルが高いものもあり、企業側よりも視点が多面的で的確な内容があがっていたりしますので、良質コンテンツの作成にも手助けになる場合があります。

一方で、ユーザー参加型はある程度ユーザーの顔が見えるものになるため、炎上やお客様からのご意見を頂く可能性がデメリットです。ユーザーのピックアップの仕方によっては、ネガティブな内容を排除している、偏重なコンテンツ制作、などのご意見を頂いてしまう危険性は秘めています。
ただしこのデメリットは通常のコンテンツマーケティングでも同様の可能性があるため、決定的なデメリットではないと思われます。

ユーザー参加型コンテンツは、ある程度ファンが増えてからでないとあまり意味を持ちませんが、まだ試していない方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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