書く力の基礎となる3つのコピーとは?
成約率の高いセールスレターには、決まった構成が存在しています。その構成に則って問題提起や商品説明をすれば、誰でも一定レベルの書く力を身につけられます。今回はそれぞれのコピーの紹介をしていきます。
●興味を惹き付ける「トップコピー」
セールスレターの最初に来るのが、トップコピーです。これは読者に興味を持ってもらうことを目的としたものです。興味を惹きつけるためのポイントは2つあります。1つは、インパクトのある文言を使うこと。もう1つが具体的な問題提起をすることです。まず、インパクトのある文言というのは「シリーズ歴代最強」や「超強力」などの修飾語を使うことです。景表法に違反しないように言葉の選択には気をつけましょう。次に、具体的な問題提起ですが、これは読者が「自分の問題が書かれている」と思ってもらえるようにリアリティのある問題を書いてください。読者に当事者意識を持たせることで、その後のセールスレターも読んでもらえる確率が上がります。
●欲しい気持ちを起こす「ボディコピー」
ボディコピーでは読者に「商品やサービスを欲しい」という気持ちを起こさせるものです。トップコピーで問題提起を行っている場合は、その問題の解決策として商品の紹介をします。商品の紹介は他社製品との機能差を表で示すことが効果的です。その場合は他社の固有名詞は出さずに、「他社A」という形で表記をしましょう。
●買ってもらう「クロージングコピー」
問題意識を共有して、商品への興味を持たせたあとに、クロージングコピーで成約につなげます。成約につなげるためには「期間限定」や「割引」、「特典」などのアプローチが効果的です。クロージングコピーの効果を高めるためにも、商品にそれらの付加価値を搭載することをぜひご検討ください。
●まとめ
書く力を強めるには、3つのコピーに沿って「問題提起→商品説明→クロージング」をスムーズにつなげて書くことが重要です。構成が決まればセールスレターも書きやすくなりますので、ぜひ取り入れてみてください。