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分析関連

GAのインタレストカテゴリを使った広告改善策

Google Analyticsのユーザー分析画面では「ユーザー属性」と「インタレストカテゴリ」に関するデータを見ることができます。

ユーザー属性では「年齢・性別」に関するデータを、インタレストカテゴリでは「アフィニティカテゴリ・購買意向の強いセグメント・他のカテゴリ」に関するデータを見ることができます。

※アフィニティとは、ゲームファンやサッカーファンなど特定の興味や関心をもつユーザー群の事を指します。

こうしたデータを活用することにより、Googleディスプレイ広告でコンバージョンに繋がりやすい効率的な広告配信を行えるようになります。そこで今回は、その手順についてご紹介したいと思います。

例として最初に取り上げるのは、アフィニティカテゴリの中から効率よくコンバージョンに繋がっているアフィニティを抽出する方法です。

1. 管理画面の[ユーザー]−[インタレストカテゴリ]−[アフィニティカテゴリ]を選択します。
図1
2. 抽出されたデータの上部にある [アドバンス]をクリックします。

3. 表示された画面で[目標完了数]が一定数(今回の例では10件)を[超える]に設定します。
目標完了数を一定数以上に設定する理由は、母数が少ない信憑性の低いデータを取り除くためですので、サイトの規模などによって適宜調整してください。

4. [適用]ボタンをクリックします。
図2

5. コンバージョン率を降順で並べ替えます。
図3

コンバージョン率を降順に並べることにより、優先的に配信した方がよい順にアフィニティを並べることができます。 同じようにアフィニティ以外にも年齢層、性別、購買意向の強いセグメント・他のカテゴリなどでコンバージョン率の高いターゲットを抽出することが可能です。

抽出したコンバージョン率の高いアフィニティをGoogleディスプレイ広告のインタレストカテゴリで活用することにより、コンバージョンに繋がりやすい広告配信が可能になりますので、次にその手順をご紹介します。

1. Adwordsの管理画面にログインします。

2. 設定したいキャンペーンのターゲティング設定で[インタレストとリマーケティング]を選択します。
図4

3. [アフィニティカテゴリ]を選択し、上記で抽出した優先的に配信すべきアフィニティを選択します。
図5

上記の手順によりコンバージョン率の高いアフィニティに特化した広告配信を行えるようになります。 また、「コンバージョン率の高いアフィニティ」でなおかつ「コンバージョン率の高い年齢層」といったように、AND条件で設定することでさらにターゲットの精度を高めることができますので、試した事がない方は参考にしてみてください。

※ユーザー属性とインタレストカテゴリのデータを取得するには事前に設定が必要です。
ユーザー属性とインタレスト カテゴリに関するレポートを有効にする

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