戻ってきた!? FI層ではInstagramよりもTwitter派が増加中
今や当たり前の存在となった「スマートフォン」。2008年にiPhoneが発売された時に15歳以下だった世代を、「スマホネイティブ世代」と言われています。現在では、F1層に当たるスマホネイティブ世代。彼らは、どんなSNSをどのように使用しているのでしょうか。
Facebook、Twitter、Instagram、Snapchatなど様々なSNSがある中でスマホネイティブ世代は、約70%がTwitterを利用しています。最近、増加しているInstagramは、約50%が利用し、Facebookは40%ほど。Instagramは年齢が若くなるにつれて利用者が増加する傾向があり、Twitterは今やどの世代も多くのユーザーがいるようです。では、「Instagram」や「Twitter」を主に利用しているスマホネイディブ世代は。SNSをどのように活用しているのでしょうか。
実は、彼らは「投稿」よりも「検索」を目的としているユーザーが多くみられます。投稿することよりも、情報収集アイテムとして考えているのです。
Instagramでは、おしゃれな写真にいいね!するだけでなく、撮影した場所やハッシュタグからトレンドをキャッチ。また、美味しそうな料理やおしゃれなカフェの投稿を参考に、お出かけ先を決めることもあります。さらに、センスのあるコーディネートを参考にトレンドアイテムを知り、欲しいアイテムのブランドをチェック。「ピープル」「タグ」「スポット」といったカテゴリー検索が可能なので、人気インスタグラマーやトレンドアイテムや、話題の場所を気軽に見るけることができるのです。今やInstagramは、スマホネイティブ世代にとって、自分好みが見つかるオリジナルの雑誌のような存在になっていると言えるでしょう。
一方Twitterユーザーは、話題の人物やニュースを検索。Twitterには、「画像」「動画」「ニュース」「ユーザー」と言ったカテゴリー別に検索できるフィルター機能が備わっているため、スマホネイティブ世代は、自分の知りたい情報をSNSでリアルタイムに情報を取り入れているようです。例えば、テレビを見ていて気になった人物やニュースをすぐに検索し、詳しい情報を得ることで次の行動につながります。
つまり、スマホネイティブ世代へ効果的にアプローチするためには、「検索」でうまく彼らのアンテナにキャッチできるように、ハッシュタグでキーワードを拡散するといった道筋を立てる必要があると言えるでしょう。