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2019年にソーシャルメディア担当者が行うべきこと

ARや新技術への対応は2019年に行うべきことの一つ

2018年には新しいInstagramの機能に対応したり、Instagramマーケティングを展開したりと、マーケティング担当者には多くの仕事が舞い込みました。2018年には何のコンテンツやキャンペーンが成功したか、そして、2019年にどう改善するかを考えてみる時間をとってみましょう。2019年に優先して行うべきことについて、デジタル戦略を専門にするJenn Chenが解説しています。
AR(拡張現実)は数年前から注目されるようになった技術です。ビジネスの観点からは未熟な部分がありますが、新しいコンテンツの形式として検討しておく必要があります。没入感の強い広告は見込み顧客を強く誘引する可能性を秘めています。旅行・家具・教育など、その用途は様々なものが考えられます。

統合されたユーザー体験とパーソナライズしたキャンペーンは必須

2018年はGDPR(欧州一般データ保護規則)が施行され、個人情報に対する意識が高まりました。2019年は、強まった法規制の中でも、パーソナライズした広告を表示する技術が磨かれていきます。消費者には、ユーザー体験を向上させるために何のデータが収集・使用されているかを明示するのが前提となります。
シームレスなユーザー体験は極めて重要な要素です。優れたユーザー体験はセールスとマーケティングの統合によって実現されると言われています。具体的には、Instagramのショッピングタグ機能を使ったり、ソーシャルメディアでカスタマーサポートを提供したりといった方法が考えられます。

ベンチャー精神よりも、確立された運用方針と予算・計画が違いを生む

どんなに小さなチームでも、運用方針を文書化するのは悪いことではありません。顧客からの不満や苦情を受けた際の対応方法を決めておけば、難しい状況でも感情的にならなくて済むからです。繰り返される、同じような問題に対して、その都度、時間を割かなくてもよくなります。
多くの企業がソーシャルメディアへの予算を増やしています。競争に勝つためには、2019年の予算を十分に確保しなければなりません。さらに、お金をかけるだけではなく、優れた動画を制作し、創造的なキャンペーンを実施するアイデアが必要になっていくでしょう。

まとめ
2019年はソーシャルメディアマーケティングにとって期待が持てる年になると見込まれています。提供される機能の変化や予算の増加といった課題はありますが、マーケティング活動にはより多くの機会が溢れています。ソーシャルメディア業界は、計画・予測を行いながらも、変化に柔軟に対応できる企業が成長していく市場になってきたのです。
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参考資料
https://sproutsocial.com/insights/social-media-action-items/
著者:Takayuki Sato