Facebookでオーガニックリーチを増やすには
大企業でもオーガニックリーチを増やすのは困難
Facebook上でのマーケティング戦略の立案に時間をかけたとしても、トラフィック増加につながらない企業は少なくありません。大企業であってもFacebookにおけるオーガニックリーチの増加は難しい課題です。SEOの専門家アレックス・ヨークは、オーガニックリーチを増やすための手順を紹介しました。
Facebookの企業ページに「いいね!」をするのは何故でしょうか?多くのユーザーは、そこにメリットを感じなければボタンを押してくれません。例えば、ユーザーが訪れる理由を作るために、Facebookページを議論の場にするのは一案です。簡単なQ&Aを行ったり、業界動向について語り合ったりする手法もあります。
インフルエンサーを含め、複数のチャネルから認知を高める
ファンをゼロから増やしていくのはオーガニックリーチを増やす上で最も難しい課題です。トラフィックの増加につなげるには、他のチャネルでFacebookページの周知を繰り返す方法があります。Webサイトの構成を見直して、多くの人が「いいね!」を押してくれるようにします。
また、ソーシャルメディアで存在感を持つ「インフルエンサー」も重要なチャネルの一つです。92%の消費者は、広告や有名人よりもインフルエンサーを信頼するとの調査があります。インフルエンサーとの協業にはコストがかかる場合もあるので、本来の意味でのオーガニックリーチではないかもしれませんが、無料で協業できる人を探す作業から始めてみても良いでしょう。
投稿内容とタイミングに一貫性を持たせる
Facebookの投稿が注意を引く場合と迷惑に感じられる場合との違いを見極めるのは容易ではありません。投稿する時間・タイミングを最適化して投稿しなければ、ユーザーは離れていってしまうからです。ある調査では、最も投稿に適しているのは木曜日で、午前9時から午後3時の間に投稿するのが推奨されています。
投稿するタイミングと同様に、投稿内容にも一貫性が必要です。質の高いコンテンツを定期的に投稿していれば、ユーザーはその企業を信頼し、訪問する回数を増やしてくれます。
まとめ
Facebookにおけるマーケティング戦略を十分に考えるようにしましょう。ユーザーは有料広告とその他のコンテンツでは異なる反応を示します。コンテンツを上手に活用すればFacebookでのオーガニックリーチの増加につながるのです。
参考資料
https://sproutsocial.com/insights/facebook-organic-reach/
著者:Takayuki Sato