何気ないツイートがバズるのはなぜ?共通点を探る
バズる前提に必要な要素
バズツイートは、ほとんどの場合、意図して生み出していないことがほとんど。偶発的に生まれています。つまり運の要素が強く作用します。ただし、以下の要素が多いほど、運の要素は減っていきます。
・フォロワー数
至極当たり前ですが、フォロワー数が多ければその分リーチする人の数は多くなります。1000人であれば、10倍になれば1万人、しかし10000人ならば10倍になれば10万人に届きます。ただし、フォロワー数がただ多ければ良いわけではなく、そのフォロワーの中にインフルエンサー(声の大きい人)がどのくらいの割合でいるかが大切です。逆にインフルエンサーと多く繋がっていればフォロワーが少なくてもバズの可能性は高まります。
・ツイッターの更新頻度
バズツイートの傾向を見ると、発信者はきまってツイート数が多い傾向にあります。フォロワーが少なくても、更新頻度が高ければそれだけバズツイートを生み出す可能性は上がります。バズツイートを出したユーザーの総ツイート数を見ると、ほとんどの場合は10000を超えている場合が多いです。
・運営期間
ツイッターを長く続けていれば、いつも拡散してくれる一定のファンもいるはずです。ツイッターは検索結果にも反映され、他のサイトでもまとめられたりすることから、運営期間が長いほどツイートを見つけてもらえる可能性は高まります。
スマッシュヒットした何気ないツイートのパターン/傾向とは?
・動物系(動画か画像)
スマッシュヒットしているツイートの多くは、動画か画像です。その中でも、動物癒やし系は拡散される傾向にあります。癒やしだけでなく、面白さ・意外性が加わると拡散される確率がグッと高まります。
月曜の朝ですが昨日弟が撮った猫動画をどうぞ pic.twitter.com/HQzlt80N4l
— ヅニノル (@duninoru) 2017年11月26日
・プチ発見系(画像)
「思わず膝を打ちたくなるような発見」「ちょっとタメになった」ものを画像でシェアしているツイートは拡散される傾向にあります。テーマとしては、専門的ではなく誰でも理解できるようなものが多いです。
閖上で見た津波の説明図が、絵を一切使ってなくて逆に分かりやすい。 pic.twitter.com/QTHfQsKUZv
— 榊 恵 (@sakaki_kei) 2016年6月21日
・共感系
テキストだけの場合は、真面目なものが多い傾向に、画像の場合は「あるあるエピソード」を交えたものがよく見かけられます。他のものに比べて、共感系のツイートは他のコンテンツとの差を出しにくく、最も運の要素が強いように思えます。いかに、最初の段階でインフルエンサーにシェアしてもらえるかがカギになるでしょう。
帰り道にシャケ落ちてたと
思ったらただのヒビ割れだった pic.twitter.com/ocv1PW78zB— 里犬 (@kei_nmy) 2015年3月16日
国交省が、若い成人男性の休日の過ごし方で「外出しない」の割合が半数になった原因を「スマホ、PCが普及したこと、車離れ」としたそうだが、まず毎度休日にあそび回るほどのお金と、休日が休養で終わらないで済む程度の休息が日々取れるような労働環境をくださいってもう何人の若者が言ってきたか…
— だいふく (@15DaiFukuUmaaai) 2017年11月21日
人間の感情を揺さぶるコンテンツはいつでも人気
今日紹介したことは、どれも昔から言われている共通点ですが、逆を返せばいつの時代にも通用する論理と言えます。ネットといっても、画面の向こう側にいるのは人間であり、人の心を揺さぶるコンテンツがいつでも人気なのです。