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Twitterが検証中の新機能 Click-to-Call広告

米マーケティングニュースサイトClickZ.comによると、Twitterは現在モバイルユーザーが広告主とダイレクトに繋がる事ができる機能「click-to-callボタン」を検証しているようです。
リリース時期など詳細は未定となっているが、現在ベータ版で運用・検証などをしている模様です。

このClick-to-Call機能はGoogleアドワーズなどでも採用されており、検索からすぐに行動を起こしたいユーザーにとっては利便性が高まり、企業にとってもコンバージョンの増加に繋がる機能として注目されています。

Twitterは現在140文字で気持ちや気分をつぶやき、体験や感情を共有する…という機能の側面が強い。Twitter社のバイスプレジデントでグローバル・オンライン・セールス担当のリチャード・アルフォンシ氏も「これまでTwitterは、エンゲージメントや認知度の向上、流行の把握などセールスファネルの上層部分に対してソリューションを提供してきた。」と語っています。

確かに企業のTwitter利用においてはブランディングやキャンペーン、広報活動が主な目的としてされてきたため、WEBサイトのコンバージョンやECサイトでの購入といったような直接的な効果はそこまで求められていませんでした。

そのためTwitterはFacebookと比べてマネタイズが遅れていると常々言われてきました。今でも通期では赤字を計上している状況が続いています。

ところが今回Twitterが検証しているとされる機能では、従来と比べてコンバージョンに近い位置で企業のビジネスに貢献できるような仕組みを提供したいという狙いがあるようです。企業としてはTwitterの活用によりビジネスに繋がるのであれば予算を投下しやすいので、そこでの収益化も期待できるかも知れません。今後の動向に注目していきたいです。