2015
07.28
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ノスタルジーを利用したコンテンツマーケティングの5つのポイント


お袋の味、思い出の歌、子供の頃に遊んだゲーム。誰しも心惹かれる懐かしい思い出があります。そのような思い出を契機として購買意欲を喚起する手法は「ノスタルジーマーケティング」と呼ばれています。

日清食品はカップヌードル30周年記念復刻版と称して、1991年に発売されたブタホテテドリ味と1988年に登場したビアンコ味を発売しました。これは日清食品が一方的に復刻版を発売したのではなく、発売前に「歴代カップヌードル復活総選挙」と題して、消費者からの人気投票によって復刻させる商品を決定する手法を取っていることもあり、消費者を巻き込むことに成功しています。自社商品の歴史を活用して消費者の興味を引いた良い例と言えるでしょう。

人は感情移入した際に財布の紐を緩めやすいと言われているため、昔懐かしい過去の商品やサービスを登場させることで、消費者の興味を引くことができるのです。こうしたノスタルジーマーケティングの興味喚起手法は、コンテンツマーケティングにも応用することができます。

例えば「懐かしすぎる!昭和生まれの人が持っていた文房具たち」という記事では「Naverまとめ」で87万回以上もの閲覧数を獲得していますが、自社が過去に発売した商品やサービスなどをうまくコンテンツに取り入れることで、読者の興味を引くとともに、コンテンツがソーシャルメディア上で共有されることで更なる情報の拡散が期待できるのです。

コンテンツマーケティングにノスタルジーの要素を取り入れる際には、以下の5つのポイントを守ることが推奨されています。

1. 当事者が書く
1980年代に子供だった人を対象に記事を書くのであれば、その年齢層の人がコンテンツを作成した方が良いでしょう。

2. 季節感を合わせる
クリスマスの思い出を呼び起こして訴求するようなコンテンツの場合は、クリスマスの直前に公開しましょう。

3. 学生時代を狙う
6~16歳頃の思い出を活用するのが効果的です。特にその年頃の子供を持つ親は、より強いノスタルジーを感じる傾向にあります。

4. 会社固有の視点を持つ
他社の事例を真似るのではなく、自社の歴史を振り返って独自なノスタルジーを見つけましょう。

5. 時代背景を調べる
差別用語など、昔は認められていた表現が現在は使用できないことがありますので、事前によく調査しましょう。

思い出は人それぞれ異なるので、読者層にくまなくノスタルジーを喚起するコンテンツを作成するのは簡単ではありません。しかし、多くの読者が懐かしいと感じる共通点を見つけることができれば、感情を刺激し、印象に残り、また、広くシェアされるようなコンテンツを作成することができるでしょう。
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参考文献:Why Nostalgia Marketing Works