これがないとつらい!重宝する「連載型」コンテンツの作り方
コンテンツマーケティングを継続的に運用していく上で、連載型のコンテンツでヒットを作るとその後の進行が非常に楽になります。
例えば、毎月10個のコンテンツを作成していくことをルールとした場合、新規で10個のコンテンツ作成を行う労力を使いますが、5個が連載型のコンテンツであれば、新規のネタを生み出す労力が半分になるため、継続力が2倍に伸びます。その分の労力を質を下げずに他に回すことが出来るようになるため非常に効率的なのです。また、連載型のコンテンツを生み出せれば、オウンドメディアの方向性を定めることができるため、コンテンツのブレが小さくなりサイトのベースが出来上がります。では、連載型のコンテンツはどのようにして生み出せばよいでしょうか?
■はじめから「連載型」と謳わない
連載コンテンツを展開する場合、展開前に連載型と決めてから取り組む場合がほとんどだと思います。(映画3部作のようなもの)
ただし、コンテンツマーケティングにおいて(というWEBプロモーションにおいて)、あらかじめ継続展開を”前提に”したネタはとびぬけたヒットになりません。理由は簡単。「出し惜しんでいるから」です。
最初から連載を前提にせず、最適と考えたコンテンツを惜しまず投下。その結果、大きな成果を上げられたなら、そこから連載型へ昇格する。つまり少年ジャンプの読み切りから連載のステップアップみたいなものですね。いきなり連載型にすると、「出し惜しみ」によるパワー不足のリスクがあり、またヒットしなかったとしても継続「しなければいけない」というリスクをはらみます。
■連載型コンテンツに昇華しやすいネタ群
圧倒的に昇華しやすいのは、「人」を登場させることです。ステークホルダーでも、実際の顧客でも、社員でも。企画次第でどのような人でも登場させることが出来、有限である商品ラインナップと比べても無数の幅(数)を持っています。
連載型コンテンツを生み出すために、あえて連載考えず、ヒト・コトにフォーカスしたコンテンツを気持ち多めに作成する。地道ですが、確実に積み上げていく手法が吉です。