コンテンツマーケティングのABテスト
コンテンツマーケティングにも様々な効果指標があります。
そもそものコンテンツ自体の閲覧(リーチ)を図る上でのサイトPV。SNSなどのシェアやいいねといった軽アクションをスコア化したエンゲージメント率。広告出稿時のヒキになるかどうかの軸となるCTR。
どのようなコンテンツをどんなメディアにおいて展開するかによって、どの指標をどう活用するかは異なります。今回はそんな効果測定にまつわる「ABテスト」をご紹介します。
ABテストとは主にインターネットマーケティングで行われる、施策判断のための試験の総称です。シンプルにいえば、「AというデザインとBというデザインではどっちが効果があるのか、実際に試してみて、数値が良かった方をメインに使おう」という内容です。
通常広告は制作(クリエイティブ)と媒体(メディア)を組み合わせて展開を図りますが、明確に数値で比較が出来るインターネットならではの検証方法がこのABテストです。
もちろん、同じインターネットの施策であるコンテンツマーケティングにも適用することが出来ます。
■ABテストは文法とレイアウトへ使う
ABテストは、どっちがいいか?を調べるための手法ですが、なんでもいいからテストしよう!は運用ロスにつながります。些細な違いを検証する上では微細な差しか生まれずあまりABテストの意味がないからです。適用するならキャッチやコピーの差の検証ではなく、「文法」と「レイアウト」へ。
文法はわかりやすく言えば、日本語式と英語式で比較するという意味です。
結論を先にいう英語式では、スッキリした状態で情報取集が出来るコンテンツ集になるのでは、、、
徐々にその正体が見えてくる日本語式では、わくわくさせることが出来るのでは、、、
これを検証するにはABテストが最適です。
レイアウトにも通じますが、「同じことを言っているのに、どう全体を構成すればより魅力的なコンテンツになるのか?」を検証するのがコンテンツマーケティングのABテストです。