海外有名ブランドのInstagram動画事例
多くの企業がInstagramを始めとするSNS上で動画戦略を推進しています。特に、企業はモバイル機器でも見やすい販促動画やヒット動画を制作してきました。Tubular Insightsの編集者カルラ・マーシャルは、特に優れた有名ブランドの動画事例を紹介しています。
アイスクリームで有名なベン&ジェリーズは2016年にInstagramで400万回の動画再生を記録しました。ほとんどのフォロワーはFacebookにいるものの、動画再生やエンゲージメントに関してはInstagramの方が多かったのが興味深いところです。当然ながら同社の動画は綺麗なアイスクリームで飾られており、1本で14万回再生された動画があります。
組み立てブロックで知られるレゴは2017年1月に130万回再生されたInstagramアカウントを持つ有名ブランドです。ユニセフと共同で実施した、子供の教育を促進するキャンペーンはブランド認知を高め、16万回の再生と2万回のエンゲージメントを達成しました。
世界的コーヒーチェーンであるスターバックスは数百万ドルを社会問題解消へ投資するなど、社会貢献に熱心なブランドとして知られています。2017年1月には同社の社会貢献に協力してきた消費者へ感謝を伝える動画を公開しました。8000人の元兵役従事者の雇用や30万以上の農場における栽培環境向上などで成果を上げています。
Instagramをゲームに使うと考えた人はこれまでいたでしょうか?ケンタッキーフライドチキンは「カーネルサンダース・フットボールチャレンジ」というキャンペーンを発表し、35のInstagramアカウントで31本の動画を公開しました。動画を再生すると疑似的にアメリカンフットボールのゲームを楽しめるアイデアは革新的であり、NFLとのタイアップが話題を呼びました。
ディズニーの実写版「美女と野獣」は2017年3月の公開前からファンの注目を集めています。139本の関連動画が公開された中、特に主演のエマ・ワトソンが中心となった動画は人気があります。1月末の動画投稿から数日で71万回の再生と、20万回のエンゲージメントを達成したのは、熱狂的なファンの多いディズニーならではと言えるでしょう。
参考資料(http://tubularinsights.com/best-branded-instagram-videos/)著者:Takayuki Sato