7月のシーズンモチベーション 気候は夏だけど、夏本番ではないもどかしさを使ったコンテンツ案
ソーシャルプロモーション、コンテンツマーケティングを語る上で、欠かせない要素が、その時「旬」となるシーズンモチベーション。7月はどのようなネタが転がっているでしょうか。
■実は端境期である7月は難しい
日本企業におけるボーナス期である6月は経済関連のネタがとても有効的に使えます。また長期休暇を主体における8月は、レジャー・エンタメの観点から様々なネタを展開できます。しかし、7月は実はそんなにトピックがいのです。商業的にはクリアランスシーズン、バーゲンも終わり秋冬のプロパーの商品も出始めにつき実需期ではありません。企業活動としても四半期の始まりになり、目立った動きはありません。
7月の時期を武器にした展開はけっこう難しいものです。
■「夏の準備」が有力候補
長期休暇時を狙ったコンテンツ展開は、様々な幅をもつことができますが、一方でまさにその時!では遅いコンテンツも存在します。例えば旅行。旅行のトピックはもちろんピーク期が最も注目を浴びるのですが、それを準備するのは、1~2か月前。つまり7月の時期です。旅行の計画に限ったことではなく、アイテムや食事、フィジカル面など多くのテーマが準備活動にあてられます。続いて買い物。夏=暑い=対策。これを検討する時期はやはり事前の時期になります。それなりな金額の商材になると、その購入検討期間も長く、情報収集を行う期間も必要です。
●この夏必須の最新扇風機検証まとめ
なんてコンテンツは7月の時期に行うにはちょうどいいかもしれません。
7月は梅雨が終わり、本格的な夏を感じ始める季節の変わり目、イベントへの準備に該当する時期です。大きなユーザーのアクションを期待するような戦略をとらずに、次シーズンへの足掛かりとして、端境期をうまく利用したネタを投下することを心掛けると、世のトレンドを生かしつつ、意味のあるコンテンツ制作ができるのではないでしょうか。