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のぞいてみよう、業界別Facebookページ <人材エージェント編>

業界別Facebookページをのぞこうシリーズ。今回は「人材エージェント業界」です。
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人材エージェントというと全方位で企業と個人の転職をサポートするサービスと、職種・業界特化型のサービスや年収切りでターゲットを絞ったサービスなどがあります。

今回は比較の意味も込めて、全方位型の「リクナビNEXT」と、高所得者特化型の「ビズリーチ」の2社の運用をのぞいてみたいと思います。

■リクナビNEXTはけっこうドライな運用
https://www.facebook.com/rikunabinext/

リクナビNEXTのFacebook利用は完全に振り切っており、ほぼ100%オウンドメディアの転載リンクになっています。
リンク元は「リクナビNEXTジャーナル」。ビジネスパーソンの「自分らしく働く」を応援するニュース・コラムサイトです。スキルアップに役立つ情報から「これからの働き方」を考えるヒントとなるような情報まで、様々なコンテンツを配信しているサイトとなっており、そちらのコンテンツ展開ボリュームと質が高いサイトになっています。つまりFacebookはあくまでファンの醸成用の窓口にしており、具体的な情報とユーザーは全て自社のサイトへ促す仕組みとしていると言えます。

その分、業界最大手の所以か、あまりユーザーとライトなコミュニケーションをとろうという姿勢はあまりありません。また、展開内容も企業や個人にフォーカスした内容ではなく転職市場全体についてのトピックやニュースが中心となっています。扱う商材が「人」であることから、配慮の結果このような運用をしている可能性もあります。

■ビズリーチは転職志望者向けのベタベタコンテンツ運用
https://www.facebook.com/bizreach/

一方でビズリーチは、本来会員向け限定の動画をFacebook限定で公開していたり、自社で扱っている企業様の紹介やインタビューを掲載したり、行政やベンチャーの紹介など、どちらかというとリアルで顔が見える企業のコンテンツを掲載しています。一方で広告は、マッチング力の高さと、年収の高品質感の訴求を徹底しており、より顧客思考な体裁をとっていることが感じ取れます。全体的に、「いい会社がたくさんあります。ハイレベルな方いらっしゃいませ!」という姿勢が非常に強くあわられている様子です。

ターゲット市場が異なるので純粋比較は出来ませんが、同じ業界でもずいぶんとやり方が違う印象を受けました。共通しているのは、「ライトな方へ向けた雑学的なコンテンツは一つもない」ということでした。
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