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インスタが提供するユーザー心理とは? ユーザーの心理をつかんで、よりリアルな運用を目指す

インスタグラムの利用ユーザーには、いくつかのレイヤーがあります。その、それぞれのレイヤーのターゲットが望んでいるインスタの価値を見定めることで企業アカウントの運用方針も変えていく方がよいでしょう。

■インスタの基本情報

インスタグラムの利用状況において最も多いと言われているユーザー層は20~30代の女性ユーザーです。アクティブユーザーの数は実に2000万人となっており、モバイルマーケットにおいて無視できない最大規模のSNSマーケットとなっています。

ただし、アクティブユーザーと言われている中でもその行動状況は異なっており、そのレイヤーをつかむことは重要です。

■3つのアクションレイヤー

大きく分けると3つのレイヤーに分けることができます。

1、適度に発信、コミュニケーションをとるベーシックタイプ

自分でも投稿をするし、友達のページを見てコメントを残すタイプ。いわゆるSNSのスタンダートモデルです。こちらのレイヤーでは、フォロー数とフォロワー数が近似値になっていることが多いです。

2、発信中心のインフルエンサータイプ

基本的には、自分の投稿を回りに評価してもらうことを目的にインスタを展開しています。そのため、投稿に対するモチベーションはベーシックタイプに比べると非常に高く、インスタ映えに対する意識も人一倍高くなっています。傾向としては、フォロー数よりもフォロワー数を気にする傾向にあります。(必ずしもフォロワー数が多いとは限りません)

3、いわゆる「見てるだけ」のアンテナ受信タイプ

インスタグラムを情報や面白い写真の受領メディアとしてとらえている層。実はこのレイヤーの人は非常に多く、インスタに参加はしているものの、エンゲージメントにあたるアクションは、いいねを主体にしています。フォロー数の方が多い傾向にあります。

■どのレイヤーをどう攻略するか?で発信内容は変わっていく

上記の3つのレイヤーを見た時に、同じ年齢ターゲットだとしても同時に考えることが難しいのはおわかりでしょうか。SNSのバズマーケティングで提唱される戦略は、インフルエンサーを捕まえてからのアンテナ受信タイプの攻略。なのですが、戦術の通りインフルエンサータイプは目が肥えており、ある程度しっかりした提供をしないとなかなか動きません。一方で、アンテナ受信タイプはそこまでのユニーク性を求めているわけではないので、容易にファンに持ち込むことができたりするのです。

自社商品とリソースを振り返り、インスタグラムマーケとの中で、どの層を狙っていくのがいいか?一度検討してみてはいかがでしょうか。
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