Facebookライブを配信するためのアイデア
ライブ配信を考える企業にとってFacebookライブは見逃せないサービスです。2016年4月のサービス開始以来、多くの人にとって情報収集や娯楽の場となってきました。しかし、YouTube Live、Instagram Live、Snapchat、Twitterなど、同様のライブ配信機能が増えてきた中、その企業の戦略に合わせてFacebookライブの効果を最大限に活かす方法を考える必要があります。ジャーナリストBree Brouwer氏が、Facebookライブに適したコンテンツのアイデアについて解説しました。
質疑応答はFacebookライブに適したコンテンツであり、毎日のように多くの企業が開催しています。毎回、新しいテーマを用意し、参加者の質問に適切に回答できる担当者を待機させておくと、より良い質疑応答が行えるでしょう。例えば、ニューヨークのメトロポリタン美術館がファッション誌VOGUEと共同で開催した質疑応答セッションは、ファッションに関する討論を行い、ライブと放送後の視聴を合わせて20万人が閲覧しました。
製品やサービスの裏側を見せると、ユーザーの興味を喚起し、ロイヤルティを向上させる効果があります。イベント準備の様子や製品製造の工程、あるいは従業員の一日などの配信が考えられます。また、コンテストを開催するアイデアがある企業は、ぜひFacebookライブで実施してみましょう。ユーザーが自宅から参加したり、チャットを通してリアルタイムにコメントを書いたりして、閲覧者の訪問を促進できます。
66%の成人はニュースを閲覧するためにFacebookを使用しているという調査が報じられました。ライブ配信は既存のテレビよりもリアルタイム性に優れているため、多くのソーシャルメディアユーザーにとってFacebookライブが主要な情報収集手段になっているのです。企業においては、最新ニュースに関する意見や反応をライブ配信すると、顧客の興味を惹きます。
ハウツー動画はYouTubeで最も閲覧されているコンテンツの一つなので、Facebookライブで活用するのも一手です。食器メーカーTastemadeは、ミニチュア家具でデモを行ったところ、380万回再生、8000回のコメントが記録されました。他にも、インタビュー映像の配信や製品発表など、Facebookライブには様々な用途が考えられます。
参考資料