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コンテンツマーケティング

ブランドとSEOを台無しにするコンテンツマーケティングの誤り

ビジネスにおいて信頼は重要です。企業ブログでもその他のコンテンツでも、Webサイトの内容が正確で最新であることを、ユーザーや検索エンジンに信じてもらわなければなりません。企業にとってはコンテンツこそが製品やブランドそのものです。コンテンツを通じて閲覧者と信頼関係を築きます。うまく行かない場合は、閲覧数や検索結果ランキング、シェアなどが思うように伸びないかもしれません。しかし、それ以上に悪い結果に陥るケースもあります。

スペルミスや書き間違いであっても、不正確な情報を記載してしまった場合は、謝罪や訂正に値する事態になります。間違った情報ばかり記載する企業は、主要な顧客からも、本当に信頼できるブランドか疑われてしまうでしょう。人々は、誤ったコンテンツによって無駄になった時間には全く我慢してくれません。Search Engine Watchではコンテンツの正確性を担保する方法について解説しています。

まず、想定される閲覧者を理解し、その人たちが理解しやすい言葉でコンテンツを記載するよう留意します。また、執筆者のプロフィールを充実させたり、情報を引用する場合は出典を明確にさせたりするのも重要です。場合によっては、編集者を雇ってコンテンツを充実させるのもよいでしょう。そして、コンテンツの内容が目的に合致しており、最新の情報が掲載されていることを確認します。有用な情報が速くシェアされるのと同様、悪評も速く伝わってしまうのがソーシャルメディア時代の特徴です。一度失った信頼は二度と取り戻せないと考えなければなりません。

誤った情報を掲載して「炎上」してしまった場合に備え、災害対策と同じように、あらかじめ計画を立案していくのは有効です。問題が起きた場合は、素早く問題を解決し、必要に応じて謝罪します。状況に応じて、コンテンツを修正するか、削除するかを決定することになります。コンテンツを掲載する際には、出典の明示や、文中に登場する名前・職業などの確認を欠かさず行いましょう。一度や二度のミスはあり得るかもしれませんが、それ以上のミスが発生する場合、編集プロセスに問題があると考えるべきです。

参考資料

Make no mistake: content errors harm your brand and SEO


著者:Takayuki Sato