Instagramで子供たちへリーチする方法
ジェネレーションZ世代が持つ特徴とは何か
1995年以降に生を受けたジェネレーションZ世代は、パソコンや携帯電話、インターネットが普及した後に生まれた始めての世代です。米国の調査では88%のジェネレーションZ世代がInstagramを利用していると明らかになりました。Instagramでブランド認知を高め、ビジネス上の成果につなげたいと考えるマーケティング担当者は、この子供たちの特徴を知る必要があります。起業家ディープ・パテルはInstagramを使ってジェネレーションZ世代にリーチする方法を解説しました。
スマートフォンと共に育った世代は動画を好む傾向がある
ジェネレーションZ世代が商品を購入する顧客層であれば、当然、市場調査を行うべきです。何が購買意思決定に影響を及ぼすのか、いつ買い物をしたいと思うのか、買い物中に何を期待しているのか、商品の発見にInstagramを使うのか、他のチャネルで見た商品を確認するためにInstagramを使うのか、といった情報は必要です。
Snapchatと同様、若年層はInstagramストーリーを頻繁に使います。また、半数以上のジェネレーションZ世代はYouTube無しでは生きられないと、ある調査に回答しています。そこで、動画を投稿して有名になったユーチューバーと提携し、インフルエンサーとして協業するのは良い考えと言えるでしょう。InstagramとYouTubeをまたいだキャンペーンも効果的です。
社会をより良くする前向きなメッセージを届ける
ジェネレーションZ世代はパソコンよりもスマートフォンを好んで使います。Instagramから企業のWebサイトへの流入を期待する場合、企業サイトへのモバイル対応は必須です。モバイルファーストになっていないサイトからは、すぐに離脱してしまうからです。
60%以上のジェネレーションZ世代は、仕事を通じて社会をより良くしたいと考えています。ブランドに対しても同様の感覚を持ち、社会に貢献している企業を好む傾向があります。マーケティング担当者は、前向きで刺激的なメッセージを届けるようにしましょう。
まとめ
ナイキなどの若者から支持を受けるブランドがInstagramに投稿しているコンテンツを分析し、ジェネレーションZ世代にリーチするための方法を学んでみると、具体的なアイデアが湧いてくるかもしれません。
参考資料
https://www.forbes.com/sites/deeppatel/2017/07/19/10-tips-for-marketing-to-gen-z-on-instagram/#6ec45b272140
著者:Takayuki Sato