Instagramマーケティングの迷信を検証する
Instagramは企業のマーケティング活動に向かないというのは誤った噂
今や200万以上の企業がInstagramを利用する時代です。そんな中、ビジネスの現場では、Instagramに関する様々な噂が流れています。例えば、Instagramはサービス業には向かないという人もいますが、実際は、顧客の声や無料ツールを投稿して企業の信頼性を高めるのに役立ちます。このようなInstagramマーケティングにおける迷信について、ライターのルーシー・ベントンが解説しています。
Instagramマーケティングでは、スマートフォンで撮影した写真ではなく、プロが撮った写真が望ましいとされます。しかし、自社内で編集した画像を投稿した数千もの企業が、そのプロモーション活動の成功を収めています。活動の成果は画像の質だけで決まるわけではないのです。
フォローされたからといって人はフォローしてくれるわけではない
フォロワーを増やすには他の人をフォローするべき、というのは本当でしょうか。多くの人はフォローされたからと言って、お返しにフォローするわけではありません。ターゲットとするユーザーにとって役に立つコンテンツを投稿するのがフォロワーを増やす最善の方法です。
Instagramから見込み顧客を獲得することはできないと語る人がいます。しかし、Instagramの投稿にWebサイトへのリンクを含めれば、リード獲得のチャネルとして機能するでしょう。また、ハッシュタグを上手に使えば、投稿が多くの人に注目され、見込み顧客が集まる可能性も高まります。
投稿の頻度に関わる様々な噂について考える
一週間に一度の投稿が最も効果的な戦略だという説があります。実際のところ、人々は毎日更新されるコンテンツを好みます。新鮮な情報を提供するアカウントこそが、顧客にとって価値のあるのです。
フォロワーの少ないアカウントは多くのユーザーにリーチするのは不可能なのでしょうか。近年更新されたInstagramの仕様により、人気のあるコンテンツが優先的に評価されるようになっています。高いエンゲージメントを記録するコンテンツを投稿し続けると、評価が高まり、多くのユーザーへとリーチできるようになります。
まとめ
約半数の企業がInstagramを使うようになった現在でも、マーケティング活動へ本格的にInstagramを活用している企業は多くありません。残念なことに多くの迷信がInstagramの導入を妨げているのです。巷の噂を盲信せず、自社での活用を検討してみてはどうでしょうか。
参考資料
http://barnraisersllc.com/2017/12/10-myths-instagram-for-business/
著者:Takayuki Sato