インスタ運用は外注の場合どこまで管理すべきか?
インスタの運用において、社外のパートナーの存在は必須です。
インスタグラムは企業活動で生み出される情報だけで展開は出来ず、メインの訴求材料が「画像」であることからも、そこの作りこみが重要なプロモーションです。つまり、手間がかかります。そして、それを全て自社社員で行なうと、本来の企業活動に支障が生じます。
そんなインスタ運用で必ずついて回ってくる「アウトプットのクオリティ管理」
今回は、運用効率を見据えた上で、どのような管理体制をしくべきか、考察します。
■平たく言えば、投稿分の広告を作るのと同じ。
ブランド世界観、時事性、ユーザーインサイトなどを考慮した配信の場合、それがSNSの上だろうと企業の顔になることは間違いなく、平たく言えば、インスタ投稿は、投稿分の広告を作るのと同じになります。では、ペイドメディアと同様の管理体制でクオリティを保つ必要があるのか?というと、物理的に不可能な話&割に合いません。外注を前提に運用していくためには、ポイントポイントを押さえ、効率的に運用していく必要性があります。
■管理の肝は最初と最後。他は任せるが吉。
インスタを運用する上で、効率性を考えるならば、最も重要となる「企画立案」と「アウトプットのクオリティ」この2点のみに絞って管理をしくのがよいかと思います。企画立案は、投稿カレンダーの作成や一つ一つの投稿の方向性の設定です。ここさえしっかり作れてしまえば、ある程度ぶれることはありません。一方でアウトプットのクオリティは、実際に投稿する時の素材の完成形です。顧客の目に触れるのはこの部分だけですので、究極、この素材が満足いく形であれば過程はどうでもよかったりします。
つまり、頭とおしりの部分だけを徹底管理し、過程となる制作進行はいっそのこと外注に任せてしまうのがよいでしょう。
撮影は立ち会わない=稼動時間の短縮
記事の出し戻しは1回で済ます=運用本数の効率化
納品以外の時間は限定拘束しない=クリエイターの調整余地を残すことでコストの圧縮