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コンテンツマーケティング

批判や反論のないコンテンツは安全だが、つまらないかもしれない

企業としてメディアを運営するのであれば、不要な炎上やバッシングは避けたいところ。確かに、慎重にコンテンツを作るのも大切ですが、見慣れた八方美人的な記事は誰にもささることなく、良くも悪くもないファンのつきにくいメディアになっている可能性があります。

批判を浴びなければ良いわけではない

昨今、企業や芸能人に対する風当たりは一段と強くなっています。ネットで炎上すれば、即座に寄ってたかってバッシングする「ネットリンチ」も度々目にします。こういう事態を避けようと、批判を浴びず、多くの人に愛されるためにメディアを運用すれば良いわけではありません。

なぜなら、それはターゲットを絞っておらず、老若男女全ての人に愛されるメディアになるということに等しく、そしてそれは不可能であり、かつそんなメディアは決して魅力的に成りえないからです。

ユーザーの目ばかりを気にしていては、個性が死ぬ

上にも書いたように、ユーザーの視線ばかり気にしていては、メディアとしての付加価値、個性が死んでしまうのです。ターゲットを絞り、メディアで情報を発信すれば、ターゲット外からクレームや批判が出るかもしれません。しかし、それは仕方のないことなのです。

「メディアで伝えたいことは何か?」
「誰に届けたいのか?」

こういった本質的な部分を改めて考える必要があります。メディアは「誰かに何かを届ける場所」。軸がブレれば、ファンは定着せず、情報を得る場所として、「情報消耗品」に成り下がってしまうでしょう。

悪意のある攻撃的なコンテンツはダメ、加減を見極めよう

確かに、とんがったユーザーにささるような文章を書くことは戦略的にはOK。しかし、それが悪意に満ちた攻撃的なコンテンツになっていたら、メディアの在り方としては良くないでしょう。

誰かが不快になるコンテンツは仕方ないですが、誰かを傷つけるコンテンツというものは、あってはならないし、炎上の火種になります。

まとめ
ありのままの率直なことを書きたくても、加減を見極めなければ、ただ炎上をしてしまうだけで、何も良い結果はうまれません。尖った個性のあるメディアは、常に炎上の危険にさらされていることを認識した上で運用していきましょう。