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Facebookが動画マーケティングツールを発表

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企業がコンテンツ製作者を検索するコラボレーション・ツール

Facebookは360度動画やライブ配信といったサービスを開発してきました。これらのサービスはFacebook上でより重要になったのに加え、GoogleやYouTubeと視聴者を奪い合う存在となりつつあります。Search Engine WatchのライターLuke Richardsが、Facebook動画を使ったマーケティングについて解説しています。

Facebookは2018年6月にブランド・コラボ・マネージャーを発表しています。企業が動画制作者を検索し、提携するのを支援するツールです。現在のところ、米国のみで利用可能ですが、すぐに他の地域にも展開されると考えられています。製作者にとっては自身のポートフォリオを作成し、作品をアピールするのに利用できます。

ゲーミフィケーション機能や投票機能によって動画が双方向性を持つ

Facebook動画を活用するコンテンツ製作者は、より大きな成功を収めつつあります。Facebookはニュースフィード内で動画を優先的に表示するようになり、検索結果で重要だと評価されるようになったからです。

動画を活用するため、双方向性のあるサービスが展開されています。ライブやオンデマンド動画での投票機能や、ファンに対して楽しみながら独特の体験を与えるための「ゲーミフィケーション機能」が含まれます。

オリジナルコンテンツを公開するFacebook Watchの門戸がより大きく開かれる

Facebook Watchは米国だけで展開され、注目されたテレビ番組のみが放送されていました。最新の発表では、その他のコンテンツ製作者にも、動画を公開する機会が与えられる計画があります。大手企業が制作したコンテンツと共に、Facebookユーザーが作った動画が並ぶ可能性があるのです。

まとめ

ブランド・コラボ・マネージャーを始めとする最新Facebookツールは、企業が見込み顧客とつながるための新しいチャネルを提供します。企業とコンテンツ製作者、最終的にはFacebookユーザーが、コンテンツを作り、視聴し、コミュニケーションをとるのを促進します。動画はFacebookの未来を担っていると言っても過言ではありません。動画を中心に、Facebookのコミュニティを盛り上げ、YouTubeが独占する市場で確かな地位を築く可能性があるのです。ユニークなコンテンツが多く投稿されるほど、ユーザーは動画を能動的に検索し、視聴するようになっていくでしょう。
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参考資料

Facebook launches video marketing tool


著者:Takayuki Sato