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エンゲージメント会心の一撃投稿を分析!

企業アカウントのインスタグラムにおいて、日々動いている投稿にはそれぞれいいねやコメントがつきます。これらのユーザーのアクションを総称してエンゲージメントとしていますが、個々の投稿につくものなので数値はバラバラにになります。フォロワー数すべての人がアクションしてくれるわけではなく、同じファンが見ている中で投稿によって差が生まれているのです。

それぞれの投稿において、会心の一撃となるようなエンゲージメントが高い投稿はなぜ生まれるのか?を実アカウントをベースに検証します。

■スターバックスコーヒーのアカウントから見る会心の一撃

スターバックスコーヒーのインスタグラム(https://www.instagram.com/starbucks_j/)では、主に商品の写真を軸に投稿が展開されています。スターバックスのインスタグラムは約200万人くらいのフォロワーをかかえる巨大アカウントです。各投稿の平均値としては4万~5万程度のいいね数という状況です。つまりいいねアクションしている層はフォロワーのおよそ2~3%程度なのです。

そんな中で20万くらいのいいねを獲得している投稿があります。それは2019年3月31日に投稿されている4/11から販売開始の新作フラペチーノ「ストロベリーベリーマッチフラペチーノ」の投稿です。いちごに敷き詰められた背景の中に新作のフラペチーノが立つシンプルな写真なのですが、平均値の約4-5倍程のいいねを獲得しています。

これはなぜか?

大きな理由に、二つのターゲット層が想定されます。

インスタグラムの中で常にスターバックスアカウントを眺めていて常時反応している層が4-5万人、それとは別に、スターバックス店舗が好きで、その延長でフォローしている層がかなりのボリュームで存在していると思われます。そういった周辺ファンが動くのは「自分に利益があるとき」「うれしいとき」です。すなわち”待望の”新商品の登場告知。というわけです。

インスタグラムアカウントは、常にフォロワーとは近い距離にいるものの、数多くのユーザーのフォローアカウントの中からアクション先として選ばれる。というスクリーニングが入ります。そのため、ただ「素敵!」と思ってもらえるような”映え”を狙うだけでなく、普段訪れないユーザーをひっぱってくれるようなリアルとの連携施策を織り交ぜていくと活性化が期待できるでしょう。
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