超簡単!インフォグラフィック作成ツール
ここ数年でインフォグラフィック(統計情報などを分かりやすくイメージ化したもの)を目にすることが多くなりました。
FacebookやTwitterなどソーシャルメディアのユーザー属性を表したり、SEOとPPCの対比を表したりするなど、特にWEBマーケティングに関するインフォグラフィックは非常に多く作られていて、色んなサイトで目にすることが多いですね。
伝わりづらい数値などのデータを視覚的に分かりやすく表現できるという特徴がありますので、自社のコンテンツやサービス資料などでもインフォグラフィックで表現できたら、と思ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
インフォグラフィックというとデザイナーや業者などに作ってもらうようなイメージがあるかもしれませんが、WEBに詳しくない方でも簡単に作成できるツールがありますので、いくつか取り上げてみたいと思います。
<ツールの基本的な使い方>
あらかじめ用意されたテンプレートを元に、アイコンやイメージをドラッグ&ドロップして配置したり、テキストの入力や編集を行ったりしながらインフォグラフィックを作成していきます。自分のパソコンにある画像をアップロードして配置することもできます。
ツールごとの特徴は以下になります。
■PiktoChart
60万人以上の人が使用しているツールで機能を限定すれば無料で使うこともできます。
グラフの数値を編集できるチャート機能が用意されていて、Googleドライブのスプレッドシートとも連動しています。
■Easel.ly
背景の色やパターン、矢印などの図形、人物アイコンなどが数多く用意されています。
■Creately
ツールが日本語に対応していて機能限定版の無料公開パッケージもあります。
■Infogr.am
PiktoChartと同じくチャート機能が用意されていてます。チャートの種類は30種以上あります。
■Picmonkey
テンプレートはありませんが、人物の写真をメイクするように加工できる画像編集機能が充実しているのが特徴です。
■Visual.ly
FacebookやTwitterのアカウント情報を取得してそのアカウントのインフォグラフィックを作成してくれるツールです。
基本的にはドラッグ&ドロップするだけで簡単にインフォグラフィックを作ることができますので、以下のようなポイントを参考にしながら作成してみてはいかがでしょうか。
・明瞭性を重視して、情報が一目で判読でき一目で理解できるように仕上げてください。
・コンテンツの余白を白で縁取りすれば、レイアウトが簡単になり、分かりやすくて人目を引きやすいデザインとなります。
・情報画像のキーポイントは、画像やクリップアート、色や形で情報を伝えることです。言葉で説明せずにデザインに語らせることを考えてください。
参考資料:グラフィックデザイナーFrancisco Rosales氏によるインフォグラフィックの作成ポイント