Facebookの新機能「360度動画」はどうPRに活かせるか?
VR(仮想空間)のサービスがついに日本でも本格的に普及し始めました。そして、Facebookでも2015年秋に「360度動画」をアップできる機能をリリースしました。今回は、この「360動画」について書いていきたいと思います。
360度動画とは?
「360度動画」とは、その名の通り360度全方位で撮影された動画のことです。動画上でドラッグすることで、様々な角度から動画を見ることができます。日本国内でも、この360度動画をプロモーションとして活用する企業が増えつつあります。
この360度動画を活用すれば、あたかもその場所にいるような臨場感をユーザーに感じてもらうことができるため、プロモーションには非常に有用なコンテンツとなります。
360度動画の事例
実際に、360度動画を使った事例をいくつか紹介します。
横浜DeNaベイスターズ
球場の始球式の様子を撮影した360度動画です。
普段、絶対に見られない控室からマウンドまでリリーフカーで進んでいく様子を選手目線で見ることができます。より、野球の楽しさ、関心を集めるコンテンツとなっています。
サントリー
https://www.facebook.com/pg/suntorygroup/videos/?ref=page_internal
サントリーでは、2016年3月に「花見」をテーマとした360度動画を配信しました。
全国の桜の絶景を360度で楽しんでもらおうというのがコンセプトです。沖縄県の今帰仁城跡、静岡の河津町、熊本城など桜の名所として知られる場所で撮影した絶景が楽しめます。忙しい人向けに自宅でもゆっくりとこの動画で「バーチャル花見」をしながら「金麦」を楽しんでもらいたいという思いで作られています。
360度動画はどのようにプロモーションに活かせるか?
360度動画は、今までの動画よりもはるかに多くの、生(ライブ)に近い情報を提供することが可能になります。そのため、活用の仕方次第で、ほとんどの業種で有用なマーケティング手法の一つになるでしょう。
例えば、
飲食店…店内の様子、調理場の様子を撮影(入りにくさをなくす)
レジャー施設…アクセスマップとして活用(行きにくさなくす)
旅行代理店…おすすめ旅先の風景(旅行プランをイメージしやすくなる)
など。考え方、活用の仕方で、面白く斬新なプロモーションもすることが可能になるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
360度動画を使えば、言葉ではどうしても伝えきれない生(ライブ)の部分を伝えることができます。
ぜひ、この機会に活用してみてはどうでしょう。