Facebookで「ミッドロール動画広告」が開始?動画広告のあり方はどう変わるか
今や、動画は重要なプロモーション手法の一つとなりました。ついに、Facebookでも「ライブ動画」機能が2016年1月下旬にリリースしました。そして、2017年1月9日にリコード(recode)が発表した(Facebook is going to start showing ads in the middle of its videos and sharing the money with publishers)という記事によれば、Facebookのライブ動画内で、ミッドロール動画広告が運用可能になる可能性が高いようです。
ミッドロール動画広告とは?
ミッドロール動画広告とは、動画閲覧中に再生される動画広告のことです。今までは、動画の最初に再生される「プレロール動画広告」が主流でしたが、最近はYouTubeなどの動画コンテンツでも、ミッドロール動画広告の運用が増えてきつつあります。また、これ以外にも動画の最後に流れる「ポストロール動画広告」というものもあります。こちらは、動画の最後に流れるため嫌悪されにくいですが、もう閲覧という目的を果たしているので、離脱されやすいです。
ミッドロール動画広告は、今注目の動画広告モデル
ミッドロール動画広告ではどのような点で注目されているのでしょうか。
離脱率が低い
先程も書いたように、ミッドロール動画広告は動画途中に挿入されます。ユーザーは動画の続きが気になるため、動画広告を最後まで見る可能性が高くなります。一箇所だけでなく、複数箇所にこのミッドロール動画広告を入れることもできます。しかし、あまり多く入れると離脱される恐れがあるので、注意が必要です。
従来の広告モデルを踏襲しているため、嫌悪されにくい
このミッドロール動画広告のモデルって、どこかで見たことありませんか?そう、このモデルは我々が普段から見慣れている「テレビコマーシャル」と一緒なのです。そのため、ユーザーにもそこまで嫌悪感を与えさせずに配信することができます。
フリーランスや中小企業が手軽に動画広告で収入を得られるように
実際にFacebookのライブ動画内での広告配信が主流になれば、より手軽に企業だけでなく個人も動画配信によって収入を得られるようになります。これは、大きな変革でもありながら、動画配信者間で競争が激化する一つの出来事になるかもしれません。今後の動向から目が離せません。