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PinterestにおけるピンのSEO対策

Pinterestは流行りモノのソーシャルネットワークから、強力な検索エンジンへと、ここ数年で進化を遂げました。1億を超えるユーザーが、日々検索やピン付けを行っているにも関わらず、多くの企業はPinterestを軽視しているのではないでしょうか。Pinterestで競合他社に先駆けてブランド認知を高めるには、SEO対策が欠かせません。SEOといっても難しい技術ではなく、簡単に存在感を高められる投資対効果の高いテクニックがあります。

まず、始めにプロフィールを見直しましょう。ユーザーネームは後からでも変更できるので、自社に関連のあるキーワードを含めたユーザーネームに設定するのが推奨されます。また、ボードを作成する際にも名称に凝ると良いでしょう。変わった名前にするのも楽しいですが、SEOの観点では他のユーザーに分かりやすい名前にする必要があります。

Pinterestでは、ピン自体が自分の興味を示すため、プロフィールの一部とも言えます。どのような画像を共有するかよく考え、また、丁寧に説明文を書き、検索で見つかりやすいようにしましょう。検索で画像を探すユーザーには説明文が有効になるので、「リピン」によって拡散される可能性が高まります。Pinterestのガイドでも、ハッシュタグに頼らず、文章によって説明する方法が推奨されています。

効果的なキーワードを探すには、自分でキーワード検索を行うのが早道です。自社の製品やサービスに関連するキーワードをPinterestで検索を行い、何が上位表示されるのか、どのようなレイアウトになるか、といった調査を行います。75%以上のユーザーはスマートフォンやタブレットでPinterestを使用しているというデータもあるため、モバイル端末での検索結果にも十分注意するようにしましょう。

リッチピンにはいくつか種類があります。アプリ・映画・レシピ・文章・製品・場所といった文脈にあったピンが作成できる新しい機能です。一般的にリッチピンは検索上位に表示されるため、極力活用するとよいでしょう。また、タテ型画像は他の画像に比べて際立ちやすい点が知られています。736×2000ピクセルの画像は、特にモバイル端末においてユーザーの注目を集めます。

その他にも、Webサイトの認証をとったり、画像の品質にこだわったりするのもSEO対策に有効です。何よりも、継続的にPinterestを使用し、積極的にピンを行うと、信頼できるアカウントであると判断され、検索の上位表示される可能性が高まるでしょう。
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参考資料

11 tips on how to optimise Pinterest pins for SEO


著者:Takayuki Sato