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過去事例を参考にしすぎると危険!いまはもうできない、Facebookキャンペーン

Facebookの規約は頻繁に変更されます。
その結果、過去事例で「これは秀逸だ!」と思ったものをいまやろうとしても、実施することができずリジェクトされてしまうものが多数存在しています。
今回は、秀逸な事例ながらもいまはもうできないキャンペーンをご紹介します。

・IKEA タグ付けするだけで家具をプレゼント
http://booplan.jp/archives/1006
facebookに投稿した家具の写真に対して、ユーザーが自分の名前をタグ付けするとその家具がプレゼントされるキャンペーン。
タグ付けをすると、そのユーザーのウォールに投稿されるので、どんどん広がっていくというスキームでとてもよくできているのですが、現在は「自分でないものにタグをつけることを推奨してはいけない」という規約があります。
よって、いまこの企画をやろうとするとfacebookアプリの申請が通らなくなってしまい、実施することができないキャンペーンとなってしまいました。

・Beer to Friends
http://www.kirin.co.jp/company/news/2012/0926_01.html
グランドキリンのキャンペーンで、友達にグランドキリンを送れるというキャンペーン。
こちらも現在では実施することができません。
「同じアプリに参加しているユーザーでないと、友達を呼び出すことができない」という仕様に変更されています。
つまり、Beer to Friendsアプリに参加しているユーザーどうしでないと送りあえないということです。
この制約がついた瞬間に、自発的に広まっていくキャンペーンにするのは困難ですよね。
現在ではなかなか行いづらいスキームとなってしまいました。

・いいねを押して参加するキャンペーン
かつては多く存在していた「いいねを押すと参加できるキャンペーン」も、現在は行うことができません。
何かのインセンティブのためにいいねを押させるということ自体を、facebookは禁止してしまいました。
気軽に参加出来るので、とても重宝されましたが、
確かにこの類のキャンペーンが広がりすぎると低品質なキャンペーンが乱立する可能性があります。

このように、様々な切り口でfacebookは仕様を変更しています。
考えている企画が、いまの規約上実施できるかどうかは一度しっかりと確認してから、実施に進めるように気をつけましょう。
その一方で仕様変更はチャンスでもあります。
制限されるだけではなく、新たな活用方法が出てくることも多くあります。
大きな仕様変更の時には、一度「どう使えるか」考えてみるのはいかがでしょうか。
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