PVを上げることが、必ずしもメディアの売上につながるとは限らない
コンテンツマーケティングといえば、PV数がKPIとして設定されることが多いですが、メディアの売上を拡大するということを考えた時に、必ずしもPV数を上げることが正しいとは限りません。ここでは、PV数と売上の関係性について書いていきたいと思います。
PVはないよりあった方が良い
PVはコンテンツマーケティングをする上では大切な指標です。もちろん、PVがあった方が様々な展開を検討することができるし、それだけメディアの露出の機会が増えるということで、様々な媒体に取り上げられる可能性もあるでしょう。しかし、PVがあるからといって、そのまま売上に直結するかといえば、それは違います。
ユーザーに購買行動を促すことが大切
まず、アクセスよりも「商品やサービスに関心のあるターゲットか」「購買行動を促す仕組みが設計されているか」ということを考える必要があります。コンテンツマーケティングの目的は、ほとんどの場合、商品やサービスを知ってもらい最終的に購入してもらうことです。コンテンツを見て満足して帰ってしまっては意味がないのです。
商品やサービスのターゲットに来てもらうことが大切
SNSによるバズ、様々なメディアとタイアップしアクセスをシェアしてもらうことで短期間に大量のトラフィックを集めることは可能です。ただ、そこに集まったユーザーが皆、商品やサービスに関心があるとは限りません。そのコンテンツだけに食いつき、商品やサービスには目もくれずにそそくさと帰ってしまうかもしれません。それに大量のトラフィックを集めたとしても、維持するのもまたコストがかかります。
いかがでしたでしょうか。
つい「PV至上主義」に陥りがちですが、本来は、商品やサービスを販売するためにPVを大量に集める必要はないのではないでしょうか?PVを追うよりも、「商品やサービスのターゲットを明確にする」、「ターゲットが求めている情報を発信する」という基本を忠実に守ることの方が、実は大切だったりするのです。