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Instagramのアルゴリズムを理解する

Instagramは時系列順に投稿を表示しているわけではない

Instagramの発表によるとフィードに流れる投稿は約70%が見逃されているとされます。そのため、Instagramは独自の計算手法、つまりアルゴリズムに基づいて投稿の順序を決定し、ユーザーが最もエンゲージメントを高めるよう努めてきました。ソーシャルメディア分析のHootsuiteは、Instagramのアルゴリズムを解説しています。

2016年3月、Instagramは、これまで投稿された順に掲載していた手法を止め、独自のアルゴリズムを導入すると発表しました。同社によると、ユーザーが初めに気にするだろう瞬間を目にできるような仕組みになっているとされます。つまり、ユーザーが最も興味を持ち、ユーザーとの関係が最も近い人が投稿し、かつ、投稿されたばかりのコンテンツが上位表示されるのです。

エンゲージメントが高い投稿は優先的に表示されやすい

アルゴリズムが導入された今、エンゲージメントが高い投稿こそが成功の鍵です。コンテンツの質を注視するのはもちろん、特定のフォロワー層が興味を抱くあろう内容を調査・特定する必要があります。ハッシュタグを利用して、フォロワー以外の新規ユーザーへアピールするのも忘れてはいけません。
Instagramのアルゴリズムを上手に活用している企業は、より高いエンゲージメントを獲得するようになります。フォロワーの期待に添うよう上質なコンテンツを投稿し続けていれば、質の低い投稿をして離脱率に悩む企業との差別化ができるからです。また、注目を集めるコンテンツの場合、現在のアルゴリズムでは、投稿してから数時間から数日経過してもコメントされる場合があります。

急激に増加する動画は、ユーザーの注意を惹き、上位表示されるのに有効

2016年から2017年にかけて、動画の利用は80%増加してきました。動画によってフォロワーの注意を惹けば、より長い時間をかけて閲覧してくれることが期待できます。投稿してすぐにエンゲージメントを獲得したコンテンツはフィードの上位に表示されやすくなる特徴を活用し、投稿した直後にユーザー同士が協力して、互いに「いいね!」やコメントを送り合うと、アルゴリズムから高い評価を受ける確率が高まるでしょう。

まとめ

アルゴリズムの応用とは異なりますが、広告にお金をかければ、投稿を目立つ位置に表示させることができます。十分に計画をした上で、特定の顧客層に対しては、広告を使うのも効果的な方法と言えるでしょう。
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参考資料
https://blog.hootsuite.com/instagram-algorithm/
著者:Takayuki Sato