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VRマーケティングによってインバウンドビジネスは大きく変わる

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VR(人工頭脳)は、2015年あたりに一般的に認知され、いよいよビジネスシーンへの活用が期待されています。特に、VRへの期待が高いのが、観光業界です。今回は、観光業界にスポットをあてて、VRマーケティングの可能性について紹介していきたいと思います。

VR技術を使えば、よりリアルに観光地の良さをPRできる
動画マーケティングを支援する株式会社Viibar(ビーバー)が20~60代の男女1207人を対象に行ったVRに関するアンケートの「体験したいVRコンテンツは?」という質問に対して、1位が観光で460人、2位がエンタメで411人という結果が出ているように、観光におけるニーズは非常に高いといえるでしょう。

ネットだけでは伝えられない部分をVR技術がプロモーションすることが可能になります。さらに、言語における壁がある外国人に対しては、このVRは観光地PRにおける有効な策として考えられています。実際に、北海道の美唄市では観光PR用のVRアプリをリリースしています。また、北海道の上士幌町観光協会のホームページでもVRを導入しています。

また、VR技術を活用すれば、身体的障害などの事情で観光することができないユーザーに対しても、「仮想観光」という形で提供することが可能になります。

VR技術で、焼失・破損した史跡・歴史的建造物を復元
まだ、開発中、取り組み中で一般にリリースされていない技術ではありますが、
早ければ、今年の9月〜来年ごろには本格的に運用が開始されるといわれています。代表的なのは、凸版印刷が開発したVRアプリ「ストリートミュージアム」です。

このアプリは、焼失、破損した全国の史跡・歴史的建造物が閲覧できる、または当時の状態を見ることができるものです。また、このVRアプリはGPS機能が搭載されており、リアルタイムに連動して音声ガイド機能、周辺の観光スポット情報もガイドすることができます。これが実現すれば、地域をからめた大きなプロモーションを行うことも可能になるでしょう。(参考:凸版印刷|ホームページより

まとめ
いかがでしたでしょうか。
上にも書いた通り、今後、VR技術が発展すれば、観光業界は非常に大きな広がりを見せるでしょう。今後、増加すと見込まれる訪日外国人に対してどのような戦略が展開されていくのか楽しみです。