ソーシャルブックマークによる拡散を意識する
ソーシャルブックマークはインターネット上の様々なWEBページをオンライン上に取りまとめ、そのブックマークを不特定多数のユーザー同士で共有することができるウェブサービスです。米国では「Delicious」、日本でも「はてなブックマーク」などのサービスが古くからあり、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
ブックマークしたコンテンツには他のユーザーがコメントやタグを付けることができるようになっていて、その記事に関するコメントやタグが積み重なると、掲示板のように特定の話題(=ソーシャルブックマークではブックマークしたコンテンツ)についての評価をコメント一覧のような形で見ることができます。
さて、このソーシャルブックマークですが、元々はITリテラシーの高い層が利用していたこともあり、全盛期ほどではありませんが今でもインフルエンサーが利用していることで知られています。
インフルエンサーとは、インターネット上で影響力を持つ人のこと。例えばTwitterやFacebookといったソーシャルメディアで、たくさんのファンやフォロワーを持つ人たちのことなどを指します。人気タレントがある商品やサービス、ニュース記事について投稿を行うと、瞬く間にソーシャルメディア経由で情報が拡散していきますが、そのような影響力を持った人たちのことです。
このインフルエンサーが気になった記事を自身のソーシャルブックマークに登録すると、そのインフルエンサーのブックマークを閲覧している他のユーザーにも情報が拡散していきます。ソーシャルブックマークはソーシャルメディアと違って、情報を他のユーザーのために共有しようとするのではなく自身が覚えておきたい情報を記録しておくために使うので、あまり他人を意識することなく情報を共有できるのが特徴です。
このようにソーシャルブックマークでインフルエンサーに記事をブックマークしてもらえると、インフルエンサーのブックマークを見たユーザーがさらにブックマークや共有してくれる可能性があるため、雪だるま式に情報が拡散する可能性を秘めていますので、コンテンツを作る際にはソーシャルブックマークに登録してもらえるにはどうしたら良いかを意識してみるのも良いかもしれないですね。