いまや当たり前の存在!Youtuberでやってはいけないコンテンツマーケティング活用法
いまや知名度としてもテレビタレントに負けない当たり前の存在になっているYoutuber。そんなYoutuberは企業案件も積極的に引き受けていますが、その利用方法において、やってはいけない活用の方法をご紹介します。
■Youtuberの組織
Youtuberは基本的にはそれぞれが個別にYoutube上で活動しています。それが出来ている背景には、収入源がYoutubeの広告であり、良質なコンテンツを流す=PVが増える=収益が増える。というシンプルな構造をしていることがあります。つまり、タレントと違い、自身をプロモート(営業活動)する必要がないのです。
その中でも、Youtuberを束ねている組織があります。その代表格がUUUMです。先日、株式上場するなどの飛躍を見せている同社は、カリスマYoutuberのヒカキンさんなど主だった著名なYoutuberが所属しています。企業案件を受け付ける窓口になっており、価格の設定もその時のYoutuberのPV数やチャンネル登録者数などで測られます。
■Youtuberはタレントではなくメディア
Youtuberを起用する際にやってはいけないのが、「Youtuberを人と見てマーケティング活用する」ことにあります。Youtuberは、その大半が肖像ではなく、動画に対して権利を有しており、ファンの多くも動画=企画についていることが多いです。例えば、300万以上のチャンネル登録者を持つヒカキンさんをCMに起用すると、その300万人がついてくるかというと答えはノー。これがジャニーズタレントであればどうなるかは言わずもがなです。タレント起用という見解でYoutuberと接すると思惑が大きくずれ、結果的に想像していた効果を生み出せずに終わってしまう可能性があります。
しかし、こと動画を公開すると、こぞってチャンネル登録者はその動画を見ます。それくらい、Youtuberは企画動画を含んだ人気であり知名度なのです。
つまり、「肖像に対して強い共感を持つファンが揃うタレント」としてみるのではなく、「一つの人気番組」と見るのが正しい認識となります。マーケティングにおいてのYoutuberの起用は、コンテンツの制作であり、チャンネル登録者へ届けるためのメディアであると考えましょう。