うっかり使ってませんか?コンテンツの品位や価値を下げる誤用表現
コンテンツマーケティングを実践する上では、もちろん中身も重要ですが、誤用表現がある、誤記があるとなれば、せっかく作ったコンテンツの価値や品位を下げてしまいかねません。今回は、うっかり日常的に使ってしまうような誤用表現について紹介していきたいと思います。
よく使ってしまう重複表現
歩く歩道
ついつい使ってしまいますが、正しくは「動く歩道」です。歩道は歩くためにあるものなので、「歩く」をつける必要はありません。
あらかじめ予約
あらかじめは漢字で書くと「予め」で、前もってという意味になるので、重複表現です。もし、言い換えるなら、「あからじめ申し込む」となります。
必ず必要になる
強調したい時に使ってしまいがちですが、必要は、「必ず要る」なので重複表現です。強調するならば、「必要不可欠の」と言い換えると良いでしょう。
よく間違えてしまう正式名称
特に専門的なメディアであるほど、正式名称の記載を誤ると信頼性を欠きます。必ずネットや書籍で調べてから使うようにしましょう。
Iphone
正しくは、「iPhone」です。とPだけ大文字です。
Youtube
正しくは、「YouTube」です。YとTだけ大文字です。
Wifi
正しくは、「Wi-Fi」となります。中に小さなハイフン(-)が入り、WとFは大文字です。
よく間違った意味で使ってしまう言葉
コラムでかっこよくまとめたつもりでも、実は間違った使い方をしていて、滑稽な文章になっているかもしれません。よく誤用される言葉をまとめています。参考にしてみて下さい。
煮詰まる
「議論が行き詰まる」といった時に使ってしまいがちですが、実は煮詰まるとは、「議論が収束に向かう」という意味です。間違って使うと文脈が矛盾するので、使う際には注意しましょう。
失笑する
笑いを失うと書くことから、「呆れてものもいえない」といった時に使ってしまいますが、失は、過失の「失」で、本来はおかしさをこらえずに吹き出してしまうことをいいます。
さわり
さわりは、話の概要ではなく、実は話の中心の部分、メインどころを指しています。
いかがでしたでしょうか。
誤用表現があるというだけで、せっかく書いたコンテンツが見られないのは非常にもったいないです。誤用表現に注意し、正しい書き方、言葉を使って読まれる文章を作っていきましょう。