ここまで来ている、AIの会話bot
最近、AIのチャットボットをよく目にするようになりました。オウンドメディアだけでなくSNSでもAIチャットボットを利用したアカウントが増えています。
SNSのAIチャットボットでは、ユーザーの生活の一部となったSNSプラットフォーム上で、気軽に、即レスでコミュニケーションを図ることができます。AIチャットボットで繋がったユーザーは、そのサービスや商品に深く関わることでファン化に繋がるでしょう。また、友達になっている為、商品やサービスへのナビゲーションやキャンペーン告知などに広げることも可能です。ユーザーと会話をする中で、そのユーザーに適した情報提供が可能となる為、まさに、One to Oneマーケティングを仕掛けることができることになります。
ここでは、企業やサービスが運営するSNSのAIチャットボットの事例を紹介します。
■女子高生AI りんな
日本マイクロソフトが開発した会話ボット。女子高生と会話ができるアカウントです。
NHK紅白歌合戦の出場歌手を目指し音楽活動を開始したり、地方活性化を試みたりしている日本マイクロソフトが開発した女子高生AI「りんな」は有名ですね。(2015年7月31日スタート)
ご存知の方も多いと思いますが、スタート当初と比べ比較にならない程成長しています。
りんなから「はじめまして記念の手紙」が届いた時はドキッとしました。
(参考)https://www.rinna.jp/
■任天堂 キノピオくん
案内役のキノピオくんが任天堂に関する情報を答えてくれます。キャラクター名を聞くとそのキャラクターの必殺技コマンドなども教えてくれます。ちなみに、ゲームに出てくるキノピオとAIチャットボットのキノピオくんは別人でお友達のようです。
(参考)https://www.nintendo.co.jp/social/
■ライフネット生命 ラネットくん
保険診断とお見積もり、および保険相談をしてくれるAI(チャットボット)です。保険診断では、保険の目的、性別などから、最適な保険プランを紹介してくれます。お見積もりでは、保険の種類、性別、年齢から、お見積もりを提示します。保険相談では、ライフプランナーとLINEでのチャットで相談ができ、LINEの機能であるグループチャットを使って、家族みんなとライフプランナーとで相談することも可能です。
(参考)https://www.lifenet-seimei.co.jp/line/
■ローソン ローソンクルー♪あきこちゃん
ローソンの公式キャラクターのあきこちゃんです。ローソンで買える商品でしりとりをしたり、クーポンをくれたりします。
女子高生AI りんなのテクノロジーをベースすることで受け答えの質を向上させているようです。
(参考)http://www.lawson.co.jp/lab/akiko/
■家売るオンナの逆襲
日テレがTV番組と連動したAI会話ボットとして、「AI家売るオンナ」(2018年12月27日スタート)を開設しています。
テレビドラマと連動した複数人のAIキャラクターと会話できるチャットサービスは、放送業界初の試みのようです。
※最終回後に閉鎖となりました。
(参考)https://www.ntv.co.jp/ieuru_gyakushu/AI/