ハンドメイド界のアプリ動向をまとめてみた
インターネット界隈でゲームの次に注目されているアプリといえば、ハンドメイドアプリではないでしょうか? 今、ハンドメイドブームが席巻していますが、ハンドメイドECも同じく熱くなっています。
1、「minne」と「creema」
ハンドメイドアプリの主要アプリは限られてきました。主要ハンドエイドアプリは「minne」と「creema」の2つです。ハンドメイド作品の出品数で比較すると、「minne」は出品数261万点、「creema」は240万点と規模感でいえば、「minne」がナンバーワンと言えます。といえど、「creema」はKDDIなどから、11億円の資金調達に成功しており、今後の成長可能性について期待できると考えていいでしょう。「creema」では中国語版のアプリをリリースしており、海外展開も視野に入れていることが最近判明いたしました。
2、「BASE」
主要プレイヤーが限られてきたなかで、存在感を放ちつつあるサービスが「BASE」です。「BASE」ではオリジナルのスマホケースを作成できるサービスを提供しているため、Instagramなどで有名になりつつあるデザイナーがこぞって使い始めています。「BASE」は広告出稿にも力を入れているため、認知度向上によるデザイナー誘致が成功していると考えられます。一方で、スマホケース以外の商品に関しては、自動で作成できないため、ハンドメイドアプリの主要プレイヤーと判断することはできないでしょう。
現在、ナンバーワンの座は「minne」が守っています。しかし、この1年間を通してナンバーワンを死守できるかについては誰にもわかりません。堅実な成長を続ける「minne」、海外展開を開始した「creema」、そして「BASE」。ハンドメイドアプリ界の覇者となるのは、一体どのアプリなのかまだまだ目が離せません。ここで1番を取れたアプリこそが、ハンドメイドブームを牽引していくアプリとなるでしょう。