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コンテンツマーケティング

語尾のマジック。ですます?だである?それとも???

小学生の日記や作文から始まり、小論文、卒業論文、レポート、企画書、提案書、報告書、始末書、そしてブログやSNS。小さい時から「原稿を書く」という習慣が日本人には備わっています。誰しも必ず通った道ではないでしょうか?

筆者が習ってきた語尾の知識は下記です。

「です・ます調」
全体的に柔らかく丁寧なイメージ。「紹介・おすすめ」などに使いやすい表現。

「だ・である調」
強く固い印象。主観的な見解や専門的な内容、自分の影響下にある事象について使われる表現。

上記の2種は混在で使ってはいけません。

面白いのは3つ目の「混在禁止」です。これは、混ざると稚拙になる、とか、言われますが、影響しているのは「人格」です。何かの文章を読む際に、人は無意識にその文章の先に筆者を想像しながら読みます。そのため、口調の硬軟具合が変化すると、「誰を想像すればいいのか?」がわからなくなり、文章が気持ち悪くなるのです。これって書き手の人格が非常に重要なコンテンツマーケティングやソーシャルプロモーションに非常に通ずるものがあります。じゃあコンテンツマーケティングを運用する上では、どちらを選ぶべきなのか?

結論、どちらでも良い

コンテンツマーケティングでの最適な文法というものはありません。誰に向けてどのような内容を展開するかによっても適した文法は異なるからです。ただし、そもそもの語尾の持つパワーは意識することである程度雰囲気を操作することが出来ます。また、コンテンツマーケティングにおいては、「混在禁止」ではありません。むしろ、語尾の違和感を与えることで注目を得ることが出来る場合もあります。

男性的な原稿だと思っていたら途中から突然女性的になり、やっぱり最後は男性的な口調に。こんな原稿があったらちょっと気になりますよね?内容を変えずともその表現を少し工夫するだけで注目度は変わってきます。※ただしインパクト狙いでやりすぎると逆効果の可能性もありますのでご注意を。
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