SNSの五月病!Facebookアカウントの運用疲れとモチベの減退を防止するには?
ソーシャルメディアの運用は、「●●までの施策」「●●年のプロモーション」といった通常の広告宣伝と違いゴールが見えないものです。また直接社内利益を生み出す施策ではないことから社内からの風当たりが強かったりすることがあるかと思います。そして最も厄介なのが、ソーシャルメディアの運用はけっこう「地味」なのです。そんな中で担当が陥る「SNS五月病」、やる気の減退・これでいっか、の妥協。これを解消するにはどうすればいいのでしょうか。
●目標を明確にする
ソーシャルメディアはその性質上、PDCAを回す効果検証が中心となります。しかし、PDCAを回す意図を「現状を良くすること」にフォーカスしすぎるとゴールがない分、スパイラルに陥ります。
まずは、社内へ発表できるだけの「目標」を設定しましょう。
これは、他のマーケティング戦略とリンクし、意味のある目標にする必要がりますので、自分ひとりで決めないこと。
●社内を巻き込む
ソーシャルメディア業務はまだまだその存在価値が評価されない場面があります。そのため、社内での業務アピールは必須。宣伝・広報・営業・開発・人事。投稿コンテンツ関連でもそうでなくてもいいので、出来るだけ多くの部署を巻き込みましょう。これは、翻って、自分のモチベーションを保つための「監視」にもなります。
●失敗を恐れない
まだまだ、未開拓のマーケティングです。通常の宣伝活動に比べて「自分の色」を出しやすい領域ですので、是非ともチャレンジを大前提に取り組んで下さい。無難な動きをすると、どんどん自分の中での面白みが薄くなり、モチベーションの減退につながります。
ソーシャルメディアは、広告宣伝活動の中でも、最もユーザーとの距離が近く、いつも誰かに見られています。担当のモチベーションが下がってくると、フォロワーやファンは敏感に反応します。そして、スコア各所にひずみが生まれてくるのです。是非とも楽しみながら、そして自己のミッションを明確に、ソーシャルと向き合ってみてください。