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facebookのタイムラインに流れる動画の効果測定って?

Facebookのタイムラインに、最近動画のコンテンツや広告増えていませんか?
これはFacebookが動画広告の実装を本格化したこととインターフェースを動画再生環境にシフトしたことが影響し、気軽に投稿者側が動画コンテンツを展開できるようになったことが影響しています。

一方、ユーザー側でタイムラインを眺めていると、再生ボタンを押していないのに、ビューの一定の有効範囲内に入ると勝手に再生される現象が見受けられるかと思います。
これって、動画を投稿(出稿)した側からすると、どこをどう計測されているのでしょうか?

■動画視聴分析を正確にするための「再生時間」の指標

自動再生を導入したことで、動画コンテンツ(広告)が、クリックされなくても閲覧対象となる「強制視認媒体」となりました。これにより、「バナーに情報詰め込んだ方がコンバージョンレート上がる」という概念を崩すこととなったのですが、代わりに、動画の再生回数だけは実際にどれだけ視聴されているのかが把握しづらいという課題が生まれました。
そこで、2016年に新たに追加された指標が「再生時間」です。これにより、動画がどれほど見られているのかを回数と時間の2つの視点から把握することが出来るようになりました。
また、管理ツール内の「再生時間」タグでは、日ごとの再生時間をグラフで見ることができ、日付や期間を設定しての動画再生時間を分析可能になりました。
つまり、CTRだけでなく、Facebook上でどれだけ見られていたかがわかるので、他の広告展開などとの比較分析が出来るのです。
この要素って、実はメディア出稿の観点から見るとかなりユニークな分析ツールです。

■細かくセグメントされた動画分析

さらに、この動画の効果測定ツールは細かくセグメントがされています。
・総再生時間
・ユニークビューワー(動画視聴UU)
・動画再生数 (3秒以上再生された回数)
・10秒以上の再生数
・平均完了率
・自動再生かクリック再生か
・音声あり再生か音声なし再生か

これだけのセグメントがFacebook上の解析で可能となります。
自社オウンドメディアで同じことをやったとしてもかなりの労力がかかりますよね。

Facebookの動画広告は、もちろん宣伝活動なのですが、
効果測定の観点から見ると、CTRやCVRといった直接CVに関わる部分以前のスコア把握としてとても優秀なのです。
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