2018
10.10
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インスタフォロー数上位アカウントから見るインスタとフェイスブックの使い方の違い 【Coleman Japan】篇


インスタフォロー数上位の企業アカウントにて、Facebookとの戦略違いを考察するシリーズ、今回のお題は、アウトドアグッズのトップメーカーColeman Japanを見てみたいと思います。
Coleman JapanのFacebookファン数は、約13万6千人、インスタフォロワー数は約3万2千人です(2018年9月現在)。
この数自体はけして多くはありませんが、アウトドアという限られた嗜好カテゴリの中では上位となっています。

■Facebookは「紹介」の場

Coleman JapanのFacebookは原則として、各種イベントやアイテムの紹介がメインです。つまり、より販促活動に寄せた展開となっています。投稿頻度も1日ないしは2日おきに行われており、頻繁に自社商品の紹介を行っています。その動き方はメールマガジンに近く、投稿時間もきっちりそろった時間つまり予約投稿が中心です。あらかじめ販促カレンダーを設定し、ルーティンとしてSNS運用をしていることが見受けられます。

■インスタグラムは「情景」の場

対して、インスタグラムでは説明文はなく、印象的な写真+ハッシュタグの構成を貫いています。そこに販促的な要素はなく、どちらかというとアウトドア全体を指して、「感じてみたい」と思わせるようなカットが散らばっているという状況です。

■役割分担とターゲットのメリハリがはっきりしている。

前述の通り、2つのSNSでの役割を完全に区分けしており、それぞれターゲットに沿った対応を行っていますが、一見インスタグラムの方が優先度が低いのか?と思われがちかと思います。しかし、実際にはこの情景の素材はしっかりと練りこまれており、労力も加味するとマーケティングコストはインスタグラムの方がかかっていると考えられます。なぜわざわざこのようなやり方をしているのでしょうか?

■ニッチ市場にとって新規ユーザーは非常に重要

一般的でターゲット母数の多い業界では、ブランドスイッチ・利用頻度UPが非常に重要なマーケティングポジションですが、ニッチ市場にとっては、その母数を増やすことが非常に売り上げに影響します。
あくまで考察内ですが、アウトドア自体に興味を持ってもらう。という販売活動の入り口をインスタで担いつつ、Facebookで自社商品の詳細訴求を行う。という2段構えで対応することで、ユーザーレベルを混ぜることなく裾野の拡大を図っていると考えられます。
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