キーワード分析からコンテンツ分析へ
弊社がSEOのサービスを開始して10年以上が経過しました。サービス当初、お客様から求められていたアウトプットはキーワードを上位表示させるためのテクニカルな施策がメインであった為、SEOといえばタグやテキスト、リンク構成の編集がメインの作業でした。
時が経ちgoogleのアルゴリズム変更やソーシャルメディアの普及に伴い、国内外のツールを駆使して施策の優先順位を模索し続けましたが、ベーシックな施策に大きな変化はありませんでした。ただ、優先順位はキーワードからコンテンツへと移行していきました。
現在の施策もサイトやページの要素を正確に検索エンジンに伝える作業から、どうすればコンテンツがユーザに評価されるのか?という施策へシフトしつつあります。
そんな現在でも、
・更新出来るコンテンツがないので、現状のサイト内で施策したい。
・コンテンツが変更できないので被リンク等のみで施策したい。
等、テクニカルな施策でランキングを上げたいと考えている方も少なくないと思います。先日のニュースで「プロバイダーリンクサービス終了のお知らせ」がありましたが、少なくとも被リンク等のみで検索エンジンからの評価を得られるサービスが淘汰されていくのは時間の問題だと思います。
「2013年、グーグルはサイトのランキングを上げたいサイト運営者は、コンテンツを充実させる必要があることを明確にした。グーグルはよりユーザーの意図を理解することによって、検索に対する答えをより簡単に、より速く見つけることができるとしている。」
御社のサイトが木を見て森を見ずの状態であれば、
上記crazyegg.comの記事にもあるようにキーワードの施策だけではなく、コンテンツの施策に注力しなければ効果は期待できません。これまで培ったキーワードの分析に加え、コンテンツの分析へシフトしていく必要があると考えています。
参考文献 crazyegg.com
http://blog.crazyegg.com/2014/01/06/changes-in-seo-2014/