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ふるさと納税サイト「さとふる」って何者?

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昨今話題のふるさと納税。2015年末にはかけこみで申し込んだ方も多かったのではないでしょうか?やや対応が面倒な「ふるさと納税」。その面倒くささを一気に解消してくれるのが「さとふる」。この「さとふる」は何者なのか?何がいいのか?検証します。

WEBサービスは、新しい視点・やちょっとした発想転換だけで、大きな価値を生み出すことが出来ます。今回はそんな、「ちょっとした発想」で生まれたWEBサービスをご紹介します。

最近巷で話題になっている「ふるさと納税」ご存知でしょうか?
ふるさと納税とは、”任意の地方自治体(ここでは都道府県、市町村および特別区。以下同じ)に寄付することにより、寄付した額のほぼ全額が税額控除される日本国内の個人住民税の制度。ただし一定の制限や限度がある。「ふるさと寄附金」とも呼ばれる。”by wikipedia

簡単に要約すると、
「一定の金額まで、寄付してくれた額を所得税や住民税から引くよ。(ただし2000円は負担してね)」
というもの。

さらに、ふるさと納税では寄付をするとお肉やお米、飲み物など様々な地域の特産品が御礼でもらえます。
つまり、ふるさと納税は、寄付ではあるものの「最大2000円で、様々な地域特産品がもらえる制度」なのです。

話題になっている背景は上記の通り。
そしてこのふるさと納税の申込のハブになっているのおがWEBサイト「さとふる」なのです。

●さとふるの特徴
http://www.satofull.jp/
・ふるさと納税の申込ができて
・クレジットカードで支払えて
・各自治体の御礼の品が比較できて
・かつランキングで人気が確認できて
・発送の状況までわかる。

一見するとECサイトのように見えますが、本来個別に自治体で展開している複雑な制度であるふるさと納税を一挙にまとめられており、
「寄付に対する価値転換」によりふるさと納税のブームと利用率の向上に一役買っています。他にもいくつか似たようなサービスがありますが、各自治体から支持され、完全申込代行を行っている自治体の数でもNo1と言えるでしょう。

このさとふるを運営しているのは一体だれなのか?
運営母体は「株式会社さとふる」という会社で2014年に設立。その実態は親会社である「SBプレイヤーズ株式会社」のようです。

この会社の事業内容は
■行政・地方公共団体向けソリューションに関する調査、企画、情報提供ならびに 運営・管理のためのサービスの提供
■地域観光・国際観光に関する調査、企画、情報提供ならびにサービスの提供
つまり、営業ソースとして各自治体とのリレーションを持っており、それを軸にサービス化を図ったのが「さとふる」ということなんでしょうかね。

●既存サービスをICT化することで施策の価値を大幅にUP
●「2000円のみの負担」「御礼の品」というベネフィットの強調
●ECサイトのような簡便なユーザビリティの確立

行ってることは割とシンプルですが、とても重要な3点(チャネル精査・訴求整理・簡便化)をしっかり押さえおり、WEBサービスでも学ぶべき要素があります。自社で扱っている商品やサービスでも「視点をかえてICT化」してみると改善を行うヒントになるのではないでしょうか。
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