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コンテンツマーケティング

エイプリルフールの迎え方

もうすぐ4/1エイプリルフールですね。エイプリルフールといえば、近年はこぞって様々な企業が1日限りの「嘘ネタ」を展開しています。ここでは、マーケティング活動よりも、「どれだけ面白い嘘をつけるか?」が重要ですが、これって企業活動に影響でるものなのでしょうか?どの企業も本当に1日限りでエイプリルフールネタを投下(主にWEB)していますが、もちろん翌日には何もなかったかのようにふるまいます。コストとして考えると非常にもったいない。。

■マーケティング戦略効果は実は多大にあった

例えば新聞広告。全国紙にもなれば、広告展開した際の配布数は900万部を超えます。それくらいのボリュームの新聞ですが、1日の掲載で数百万~数千万の単位で掲載費がかかります。しかしながら広告としての鮮度はわずかに1日です。そんなものです。一方でエイプリルフールネタについては、世の人は最初から4/1を構えて迎えますので、何かしらのエイプリルフールネタを投下すると、それがすぐにネットで「まとめ」られます。そしてそれが面白いと拡散していき、どこまでの人に情報を見られるのか収集がつかないくらい広がります。それが出稿費なしで、エイプリルフールにただネタをやっただけで参加権を得られるのですから、安いものです。また、実施するネタ自体が目的物なので、「情報」を届けている新聞の広告とは立ち位置がまるで違うのです。つまりエイプリルフールネタは、ギャグではなく、戦略なのです。

■いつから準備してる?

では、いつから準備しているのか?もちろん企業によってまちまちでしょうが、大抵通常のマーケティングと同様と考えると、2~3か月前から検討は始まっているはずです。つまり年明けくらいから、エイプリルフールなにするか?を考えだしているのです。

エイプリルフールネタは、戦略だからといって、凝りすぎると伝わらなかったり、面白くなかったりします。
まずはひとまずユーザーの目線に立って、自社タブーやネガティブな話を許容し、その上で何を行うと面白いのか?を考えてみて下さい。