SNSはいま「グループ化」している!? 年代別に紐解く、SNSの最新トレンドとは?
SNSがメインストリームになってまだ数年しか経っていませんが、今では、Facebook、Twitter、LINE、インスタグラムなど数多くのSNSが存在します。しかしそれぞれのSNSは早くも、年代別・用途別に使うSNSは変貌しています。今回は各SNSの現在の利用動向や年代別の利用状況を紹介します。
Twitterは自己表現の場からライフラインへと変化しています。Twitterでは元々10代から20代のユーザーを多く獲得していました。そんな中、震災や、「天空の城ラピュタ」の「バルス」等、関心度が高いニュースの多くがTwitterで早く拡散されるため、30代〜40代のユーザーをも多く獲得しています。このことから、Twitterはインターネットをアクティブに使うユーザー層を漏らすことなく獲得しているといえます。匿名の利用率が異常に高いことも特徴として挙げられ、匿名性のSNSとして1番使われていると言っていいでしょう。
年代別に使うSNSが異なるつつある傾向も顕著です。
《20代から40代のユーザーの場合》
・5大SNSのなかでLINEを1番頻繁に使うことがわかりました。
・実生活のやりとりはLINEでおこなっています。
《50代から60代以上のユーザーの場合》
FacebookをメインのSNSとして利用されています。
さて、今の若者はどこで自己表現しているのでしょうか?それはInstagramです。Instagramは20代以下のユーザーが圧倒的に多く、ほか世代には浸透しきっていない状態です。
Instagram発のアイドルやブランドが若者の間で流行し、それから他SNSやメディアに伝播するトレンドがあります。
ビジネスマンとして社会で働いている方にはなかなか実感ないことかと思いますが、デジタル世代である10代から20代前半の人たちにとってFacebookは「オトナの人たちがやっているちょっと気を使うSNS」なのです。
若年層が「TVCMを見た!」といっているのはTwitterで閲覧したWEBムービーなのです。
まさか、と思うビジネスマンの方は是非若い人にリサーチしてみてください。デジタル空間でのライフスタイルの違いに驚くはずです。
このように年代別に、そして用途別に使うSNSは変貌しているのです。あなたのターゲットに合わせたSNS戦略を立てる際に参考にしてみてはいかがでしょうか?