2016
09.29
0927-1

コンテンツマーケティングによって「広告が邪魔者」ではなくなる時代が来る?


皆さんは、ドラマのいいところでCMが入ってしまい「CMってほんとに邪魔!」と思ったことはありませんか?また最近だと、広告を閲覧してからでないと先に進めなくなっているWEBページや動画メディアの広告なども増えてきており、「ストレスを感じる」という声も少なくありません。

コンテンツマーケティングの発想が、広告もコンテンツに変える

このように、広告によって一方的に届けられる商品やサービスの情報は、コンテンツを楽しんでいる人々にとっては、その時間を妨害する「邪魔者」として扱われることがあります。しかしその一方で、商品・サービスを比較したり対決させるテレビの人気番組や、特定のニッチ情報をまとめて届けるキュレーションメディア、企業協賛の人気スポーツイベントなどは「商品やサービスの情報を届ける」という点では全く同じですが、広告のように敬遠されることもなく、多くのユーザーに楽しまれているのです。

これはまさにコンテンツマーケティングであり(企業主体となっている場合)、広告が人々の知りたい情報を入口にすれば、広告は「邪魔者」にならずに済むことを示唆するものとなっています。

メディアの多様性が、広告メッセージの多様性を生んだ

これまでの、限られた時間のなかで限られたスペース(広告枠)に情報を盛り込むマス広告一辺倒の時代から、WEBのインタラクティブメディアや、視聴時間が無制限の映像メディア、SNSなど新メディアのリーチが高まってきたことによって、「ユーザーに受け入れやすいかたちで商品・サービスの情報を整理すればメッセージが完成する」という概念が一変しました。そこで台頭してきたのがコンテンツマーケティング。ユーザーにとってそもそも魅力的なコンテンツを入口にする手法のため、最初から「邪魔者」ではなく「味方」として、ユーザーにアプローチすることができます。

企業が「編集者(パブリッシャー/エディター)」の視点をもつ時代

他社がコントロールしているメディアを購入し、広告メッセージを効率よく短時間で伝えるという仕組みから、企業自らが情報を編集・発信してユーザーとの自然な出会いを演出し、中長期的に商品・サービスの購入に導く情報伝達のスタイルへ。
この大きなパラダイムシフトについて表現されているのが、近年マーケティング業界でよく口にされる『Act Like a Publisher(パブリッシャーのように行動しよう)という言葉です。ここでの「パブリッシャー」は、コンテンツの「編集者」でもあり「自ら情報を発信する者」を意味しています。

つまり、テレビの番組や雑誌や新聞というようなもの自体を、企業がユーザーに直接提供するということです。このダイレクトで自然なコミュニケーションの方が、ユーザーの商品・サービスの情報に対しるロイヤリティが高めてくれます。

そして、既存の広告枠を埋める際にも、この「パブリッシャー」の視点を持っていれば、メディアが持つ特性を鑑みながらユーザー側から情報に触れてもらえるような広告を作ることができるのです。
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