コンテンツマーケティングを活用したNo1戦略とは
「No.1戦略」
業界内におけるトップコンテンツ・シェアを活用したマーケティング戦略。
業界のパイ・母数を増やすことが自社利益に直結する場合に選択される手法。
つまり、シェア1位のコンテンツ・売上の場合、業界の底上げをするとおのずと自社利益が業界内でトップになる。ということです。売上1000億のA社がNo.1戦略で業界母数を増やすと、5%ずつ全社が伸びたとしても業界2位の800億の会社に比べて実利益は自社の方が多い。というロジックです。(あくまで他の自社努力を除いた場合のシミュレーションとして)
これは業界がニッチであればニッチであるほど効力を発揮します。なぜなら、なじみがない分その業界についての一般知識が薄く、「一番」の会社を選びやすいからです。
今では一般的になった業界でいうと、FXなどの投資系や、携帯電話、ポケットWiFi、文具や編集ソフト、タブレットなど。使用自体が目的ではない「ツール系アイテム」の方がより良いかもしれません。
では、そのNo.1戦略においてコンテンツマーケティングをどのように生かすのか?
答えは非常にシンプルです。
①No.1のエビデンスを用意する
自分たちの商品・サービスが何かしらの分野でNo.1であることを裏付けるデータを用意する。売上でも、満足度でも、販売数でもかまいません。とにかくはっきりNo.1と言えるデータをそろえます。
②自社商品ではなく、商品カテゴリーの利用に伴うコンテンツマーケティングを実行する。
自社商品に落す必要はありません。とにかく、活用の良さを多面的にアピールします。それこそ第三者の目線でOK。商売っ毛を一切出さずにあますことなく打ち出します。
③自社広告としてNo.1を謳った施策を展開。
一番良いのはWEBサイトのTOPページへの記載、そしてSEOとSEMです。
②によって興味をもったユーザーが検索行動をかけて、パッとわかるところにNo.1の文字を出していくことが狙いです。
No.1戦略でのコンテンツマーケティングは以上です。
ただし、①のエビデンスを用意せずに、もしくは不十分なもので臨んだ場合は逆さやとなりますのでご注意を。あくまで、No.1のブランドという前提をもってのマーケティング戦略ですが、ブランディングの促進にもつながる期待がもてます。