2015
12.08
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コンテンツマーケティング×マーケティングオートメーションの可能性


マーケティングオートメーション(以下、MA)とは、見込客の獲得や育成に関する業務を自動化するツールや仕組みのことです。実装されている機能はMAによってバラつきがありますが、海外・国内含めさまざまな企業が提供しています。

今回はこの「MA」と「コンテンツマーケティング」を組み合わせる事で、どのようなことを実現できるのかご紹介したいと思います。

MAで特に注目したいのは「ユーザーのオンライン行動を収集する」という機能です。
これを使う事で、ユーザーに最適なコンテンツを届ける事が可能になります。

ある自動車メーカーを例にとってみましょう。

その企業はコンテンツマーケティングの成果によって、多くのユーザーがWebサイトに訪れてくれました。しかし、コンテンツはターゲティングしたユーザーの属性情報に基づいて作られています(参考:購入者の属性情報を把握する)。そのため、例えば40代の男性で結婚して子どもがいる人に対しては、一律でファミリーカーのコンテンツをプッシュしてしまう、といった事態になっていました。

一般的には「40代の男性・子ども有り」の属性だとファミリーカーを購入する人が多い可能性はあります。しかし、それは「1セグメント」に対して最適化された情報かもしれませんが、「1ユーザー」に対して最適化された情報とはならないかもしれません。そこにMAを組み合わせる事でオンライン上の行動が収集できるようになります。例えば、その40代の男性は実は最近アウトドアに興味があって、頻繁にSUV(スポーツ用多目的車)に関する記事やキャンプ・アウトドア関連の記事を見ていることが分かったので、SUVが欲しいと考えられるという側面が見えてきます。

MAを使う事でユーザーのオンライン行動が見えるようになり、オンライン行動がユーザーのライフスタイルを見えるようにしてくれるのです。さらに、オンライン行動からユーザーの興味の「方向性」と「深さ」を把握できるようになる点も重要なポイントです。

・興味の方向性
ユーザーが「何に対して」興味を持っているのかをクリックしているコンテンツのカテゴリーから方向付けていきます。

・興味の深さ
ユーザーが「どのくらい」興味を持っているのかをクリックしている回数や頻度で把握します。
例えば、SUVに関するウェブページを半年で5回見ている人と、1ヶ月以内に5回見ている人がいる場合、後者のほうが興味を持っている(=情報を欲している)と考えられます。

このように、コンテンツマーケティングとMAを組み合わせることで、ユーザーの興味の「方向性」と「深さ」を把握することができます。それによって、セグメント単位ではなくユーザー単位でのマーケティング活動が可能になりますので、結果的にユーザーの満足度をさらに高めることができるでしょう。
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