2016
08.09
0809

マーケティングで失敗する担当者の口癖は「あるNGワード」


コンテンツマーケティングを始めても、誰にも振り向いてもらえない・・・。ちゃんとお金をかけて作ったからコンテンツ自体の完成度も高いし、事前のKPI設定もそんなに間違ってないはずだし、一体何がいけないの?と頭を抱えている方は多いかもしれません。

でも、そんなときには決まって「あるNGワード」が、自然と会話の中に出てきているものです。それは「消費者に〜させる。」という言葉。要するに「企業の都合の良いように、消費者が行動してくれると錯覚している」わけです。

カスタマージャーニー(消費者の旅)と呼ばれる、購買行動の分析方法がありますが、企業の目線でカスタマージャーニーを考えてしまうと「最も効率良く商品の理解と購入に辿り着くプロセス」を描いてしまいます。つまり「利益からの逆算」。でもそれは、消費者にとってはとてもつまらない旅になるでしょう。

例えば、ツアーの海外旅行で、観光客たちを毎回お土産屋さんに集合させたら、彼らがお土産を購入する確率は一見高まりそうですよね?だって、お土産との接触機会を増やすわけですから。お土産屋さんから優待されている旅行代理店や、現地のお土産屋さんからしてみたら、そっちの方が利益を生みそうなツアー行程に見えるのですが、どうでしょうか。ちっとも魅力的な旅ではありませんよね。旅は自由気ままに楽しむもの。その結果、気分が良くなって高価な民芸品などのお土産を購入するかもしれないし、楽しいツアー行程であれば観光客が集まります。つまり「観光客が喜びそうな楽しい旅」を追求して旅程を組んだ結果、旅行代理店やお土産屋さんは潤うということになります。

「消費者に〜させる。」という言葉は、商品の販促には一見ロジカルで正しい「効率的な行動喚起プロセス」に見えるものの、結局は消費者にとって何も価値がないために必要とされないコンテンツを量産する可能性がある、恐ろしい一言なんです。

企業に勤める人にはたった1つの使命があります。それは、商品を売ること。でも、企業に勤める人に「できること」は、商品を好きになってもらったり消費者を幸せな気持ちにさせたり、その結果世の中を変えられたりと、無限大です。コンテンツマーケティングを始めるなら、あなたに「できること」にチャレンジし、NGワードに気をつけながら消費者目線のコンテンツを考えるように心がけましょう。
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