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【記事制作のコツ講座】 英語文法と日本語文法、コンテンツマーケティングに適しているのはどっち?

コンテンツマーケティングで重要になるのは「記事制作力」。記事をどのように書くのか?によって、同じ内容でもその魅力度は大きく変わってきます。今回は、そんな記事制作の「文法」にフォーカスしてみたいと思います。

■英語文法と日本語文法どちらがいい?

英語文法=結論を先に言い、その理由を後から述べる文法が中心。
日本語文法=順に状況を並べ、最後に結論を述べる文法が中心。

映画の字幕などで、違和感を感じたことはないでしょうか?これはこの「文法の違う言語」が訳されているからです。状況により、この二つの文法は好まれる場合が異なりますが、コンテンツマーケティングの場合はどうでしょうか。それはコンテンツマーケティングの特性ともリンクしてきます。

■ベースは英語文法で、タイトルを生かすべき

コンテンツマーケティングの内容は、基本的には雑誌と同じです。そのため、重要になってくるのが「見出し」つまりタイトルです。このタイトルがいかに魅力的で、そのあとの原稿を読みたくなるかによって、読了率は大きく変化します。
見出しを重要視するためには、その記事の結論=伝えたいことが最初に打ち出されるのが最も効果的です。そのため、英語文法をメインで活用した方がよりうまく記事を構成することができるのです。

ただし日本語文法もアクセントとして活用すると深みのある文章になります。すべてが英語文法だと、どうしても単調になり、説明的になるためです。日本語文法は、結論を最後までぼかしたい時=期待感を最後までひっぱるタイミングで積極的に使ってみてください。一つ一つ情報を積み上げ、ストーリーを感じさせながら答えまでの期待を持たせる。そんな文脈を作る上では、日本語文法は最適といえます。

基本的には、答えからの説明、もしくは説明からの答え。という2択しか文法手法はありません。そのどちらをどう選択するか?は記事によっても異なりますが、基本原則は答えからの説明を行い、随所で文法チェンジを意識して原稿を書いてみてください。